地方ごとに雰囲気の違うスペイン
スペインの魅力の1つは、地方ごとに雰囲気が異なるその多様性です。
北部カンタブリア海沿岸のバスク・ガリシアなどは、堅実な気質の人々、緑の山々とリアス式海岸が作る美しい風景がちょっと日本に似ています。
一方南部アンダルシアは陽気な人々に、太陽が輝く青い空と住居の白い壁のコントラストがまさに「ザ・スペイン」のイメージ。
そして地中海特有の温暖な気候のカタルーニャ・バレンシアなどの半島東部、そして諸島部のバレアレスはリゾートとしても人気のエリアです。
マドリッドに代表される内陸部は歴史の重みが感じられ、乾燥した気候が生み出す郊外の雰囲気はドンキホーテの世界。
このように、場所が変われば風土も文化も人々の気質も違うスペインの全17州。このなかから、おすすめの4州を選んでご紹介します。
北部カンタブリア海沿岸のバスク・ガリシアなどは、堅実な気質の人々、緑の山々とリアス式海岸が作る美しい風景がちょっと日本に似ています。
一方南部アンダルシアは陽気な人々に、太陽が輝く青い空と住居の白い壁のコントラストがまさに「ザ・スペイン」のイメージ。
そして地中海特有の温暖な気候のカタルーニャ・バレンシアなどの半島東部、そして諸島部のバレアレスはリゾートとしても人気のエリアです。
マドリッドに代表される内陸部は歴史の重みが感じられ、乾燥した気候が生み出す郊外の雰囲気はドンキホーテの世界。
このように、場所が変われば風土も文化も人々の気質も違うスペインの全17州。このなかから、おすすめの4州を選んでご紹介します。
スペインの新旧の首都を訪ねる「マドリッド」
via pixabay.com
マドリッドは首都らしいモダンな雰囲気と、人々の生活の息吹が感じられる庶民的な雰囲気の両方が味わえる都市です。
また、美術好きにはたまらない美術館天国!スペインが生んだベラスケス、ゴヤなど世界有数の美術コレクションを誇るプラド美術館は、古典美術好きなら1日ではとても足りないと思ってしまうほど。
一方、モダンアート好きの人におすすめなのが、ピカソのゲルニカをはじめダリやミロなど20世紀の巨匠の作品を多く所蔵するレイナ・ソフィア美術館。
他にも豊富なコレクションを持つ美術館がいっぱいありますよ!
また、美術好きにはたまらない美術館天国!スペインが生んだベラスケス、ゴヤなど世界有数の美術コレクションを誇るプラド美術館は、古典美術好きなら1日ではとても足りないと思ってしまうほど。
一方、モダンアート好きの人におすすめなのが、ピカソのゲルニカをはじめダリやミロなど20世紀の巨匠の作品を多く所蔵するレイナ・ソフィア美術館。
他にも豊富なコレクションを持つ美術館がいっぱいありますよ!
そしてスペインの京都といえば昔の首都・トレド。マドリッドから日帰りで行くことができます。
コンパクトな街にスペインの歴史がギュッと詰まった世界遺産のトレドは、さながら博物館のよう。
「1日しかスペインに居られないのなら、迷わずトレドへ行け」という言葉もあるほどです。
コンパクトな街にスペインの歴史がギュッと詰まった世界遺産のトレドは、さながら博物館のよう。
「1日しかスペインに居られないのなら、迷わずトレドへ行け」という言葉もあるほどです。
情熱の国スペインの真髄に触れる「アンダルシア」
アンダルシアは最もスペインらしいスペインに出会える土地で、フラメンコや闘牛の本場でもあります。
人気観光地の3都市は、どこも世界遺産を持つセビリア、コルドバ、グラナダ。キリスト教美術の集大成・セビリアの大聖堂、キリスト教とイスラム教の融合・コルドバのメスキータ、イスラム建築の最高峰・グラナダのアルハンブラ宮殿と、それぞれ様式も時代も違うこれらの街のシンボルの存在感は圧倒的です。
人気観光地の3都市は、どこも世界遺産を持つセビリア、コルドバ、グラナダ。キリスト教美術の集大成・セビリアの大聖堂、キリスト教とイスラム教の融合・コルドバのメスキータ、イスラム建築の最高峰・グラナダのアルハンブラ宮殿と、それぞれ様式も時代も違うこれらの街のシンボルの存在感は圧倒的です。
via pixabay.com
圧巻の観光スポットにちょっぴり疲れたら、気ままに街を散策するのがおすすめ。白い壁に鉢植えの花の色が鮮やかな路地裏など、アンダルシアの街は絵になる風景があちこちにあります。
散歩の途中で小腹がすいたらチュロス、海老やイカ、魚のフライ、シェリー酒、ガスパチョなどの名物グルメでひと休みしましょう。
散歩の途中で小腹がすいたらチュロス、海老やイカ、魚のフライ、シェリー酒、ガスパチョなどの名物グルメでひと休みしましょう。
美食と文化に酔いしれる「バスク」
バスクは、地域のイメージをスペイン人に尋ねれば、ほぼ全員が「グルメ」と答えるぐらいの美食王国。なかでも世界中の美食家をうならせるサンセバスチャンの街は、三つ星3店を含めたミシュランの星の合計がなんと15超え!
また、ピンチョスの本場バスクでは、それぞれのバルで得意料理をつまみ、はしごしながら食べ歩きするのが地元流。
素材の味を活かしたシンプルなものから、高級レストランの一品のミニチュア版のような凝ったものまで様々なピンチョスが楽しめます。
また、ピンチョスの本場バスクでは、それぞれのバルで得意料理をつまみ、はしごしながら食べ歩きするのが地元流。
素材の味を活かしたシンプルなものから、高級レストランの一品のミニチュア版のような凝ったものまで様々なピンチョスが楽しめます。
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バスクは文化的なスポットに興味がある方にもおすすめ。
1966年スタートのハイネケン・ジャサルディア国際ジャズフェスティバル(7月末)、1953年スタートのサン・セバスティアン国際映画祭(9月)は、ともに世界的な文化イベントとして根付いています。
アート好きな方でしたら、ビルバオのグッゲンハイム美術館のモダンアートコレクションも必見ですよ!
1966年スタートのハイネケン・ジャサルディア国際ジャズフェスティバル(7月末)、1953年スタートのサン・セバスティアン国際映画祭(9月)は、ともに世界的な文化イベントとして根付いています。
アート好きな方でしたら、ビルバオのグッゲンハイム美術館のモダンアートコレクションも必見ですよ!
3島3様の地中海リゾート「バレアレス」
via pixabay.com
バレアレス諸島の3つの代表的な島マヨルカ島、メノルカ島、イビサ島ではそれぞれ雰囲気の違うリゾートが楽しめます。
マヨルカ島
マヨルカ島のシンボルは、州都パルマの海からそびえ立つような壮大な外観が目をひく大聖堂。内部では約1世紀前にリフォームを担当したガウディのデザインも垣間見ることができます。
透明感のある青い海と白い砂浜が自慢の欧州屈指のビーチリゾートはもちろん、緑の鎧戸がおしゃれな内陸部の村巡りもおすすめ。
透明感のある青い海と白い砂浜が自慢の欧州屈指のビーチリゾートはもちろん、緑の鎧戸がおしゃれな内陸部の村巡りもおすすめ。
メノルカ島
島の名物は、これを食べるためだけに世界中のグルメがやってくるイセエビの煮込み。
手付かずの自然が多く残るビーチでまったり、自転車で古代遺跡巡りなど、ナチュラルなバケーションが楽しめる島です。
手付かずの自然が多く残るビーチでまったり、自転車で古代遺跡巡りなど、ナチュラルなバケーションが楽しめる島です。
イビサ島
とくに夏は世界中から人気DJが大集合するクラブミュージックの聖地として有名なイビサ島。島西部でチルアウトミュージックを聴きながら見るサンセットはため息ものです。
豊かな島の自然と文化はユネスコの複合遺産にも認定されています。落ち着いたバカンスを過ごしたい人々に人気です。
豊かな島の自然と文化はユネスコの複合遺産にも認定されています。落ち着いたバカンスを過ごしたい人々に人気です。
様々な顔を持ったスペインは魅力がたくさん!
スペインのイメージというと情熱の国。しかしそれは単なる一面に過ぎません。今回ご紹介したように地方ごとに異なる様々な顔を持つスペイン。パエリア、ガウディ、フラメンコだけではない、別のスペインの顔も探しに行ってみてくださいね!
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