沖縄本島を1泊2日で満喫する定番モデルコース

本島から車で行くことの出来る最も気軽な離島「古宇利島」。沖縄本島トップレベルの透明度を誇る海や、恋愛系のパワースポット、おしゃれなカフェなど、女心をくすぐるスポットが盛りだくさん。

本島と古宇利島を結ぶ全長2kmの「古宇利大橋」は、島1番の人気観光地です。橋の両側にはエメラルドグリーンの海が広がり、白い橋と青い空とのコントラストが最高の絶景を作り出しています。また、ドライブルートとしても有名なので、美しい景色を眺めながら爽快な走りを楽しむこともできます。

さらに古宇利島の魅力はビーチにも。古宇利大橋の左右に広がり、アクセス抜群の「古宇利ビーチ」、CMのロケ地や恋のパワースポットとして知られる「ティーヌ浜」、人ごみが少なく手つかずの自然が残る穴場的ビーチ「トケイ浜」、と独自の魅力を持つ3つのビーチが存在します。

特におすすめなのが古宇利島の北部にあるティーヌ浜。ハートロックと呼ばれる大きなハート型の岩がSNSで話題となり、カップルで訪れたい人気のデートスポットとなりました。夕暮れの時間帯にはハートロックが真っ赤に染まり、神秘的な世界を見ることができます。

沖縄本島の北部に位置する「今帰仁（なきじん）城」は、13世紀に築かれた北山王の居城。難攻不落の名城と言われ、長い間多くの人を魅了し続けてきました。2015年には琉球王国のグスク及び関連遺産群の一部として世界遺産に登録されています。

今帰仁城の魅力は、全長1.5kmもの長さを誇る城壁と丘の上から眺める絶景。全国でも類を見ないほどの長さを誇る城壁は、実際目にするとかなりの大迫力で圧倒されます。

また、城を取り囲む緑豊かな森と遠くに広がる青い海を同時に眺めることができる沖縄県随一の絶景スポットです。特に大隅（うーしみ）と呼ばれるエリアから望む景色が一番美しいのだとか！

沖縄でぜひ食べておきたいのが沖縄そば。美ら海水族館や今帰仁から車で15分ほどの場所にある「山原そば」は、開店前から行列のできる人気の沖縄そば専門店です。古民家を改装して造られた店内は、どこか懐かしく落ち着いた雰囲気に包まれています。

お店1番の人気メニューは「ソーキそば」。大きな骨つき肉がゴロゴロと入っており、男性でも満足できるボリューム！ 女性やお子さま用に小サイズもあります。長時間かけて煮込まれた肉は、口の中で溶けてしまうほどの柔らかさで旨味がギュッと凝縮されています。

カツオや豚骨でしっかりとダシを取ったスープとコシのある平打ち麺との相性も抜群！ 旨味とコクが強いのですが、意外とあっさりしているのでサラッと完食してしまいます。

注意点は11：00〜15：00のみの営業ということ。営業時間が短いうえ、肉がなくなり次第閉店してしまうため、なるべく早めに足を運んでください。

年間約270万人もの来場者数を誇る「美ら海水族館」は、沖縄に来たら誰もが一度は訪れる定番の観光スポットです。

1番の見どころは体長約9mのジンベイザメが泳ぐ巨大水槽「黒潮の海」。日本でも数少ないジンベイザメを間近で見ることができます。 自然に近い状態を保つよう工夫されているため、水槽の中の魚も非常に生き生きしているのが特徴です。

その他、海の生き物とのふれあいコーナーや無料のイルカショー、水族館の外にある海洋公園と充実の施設で、一日中飽きずに楽しめます。

累計訪問者数5,000万人を誇る「首里城」は、沖縄県最大の木造建築物であり世界遺産や都市景観100選にも登録されている必見の観光スポット。

鮮やかな朱色に彩られた壁や細やかな装飾が非常に印象的で、惹きつけられるような魅力がたっぷり。日本と中国の建築文化が融合しているため、他の城とは一味違った珍しい姿を楽しめます。

見どころは、二千円札にも描かれている「守礼門」と威風堂々と佇む朱色の「正殿」。守礼門や正殿を背景に写真を撮ると、琉球時代へタイムスリップしたような気分になれます。

沖縄県庁前から1.6kmも続く「国際通り」は、本島で最もにぎわう人気のストリート。道の両側には、ちんすこうなどの土産店、沖縄料理を堪能できる飲食店、伝統工芸品を扱う老舗店などさまざまな店が軒を連ねています。

沖縄らしさを感じるものにたくさん出会えるので、歩いているだけでもワクワクするはず。毎週日曜日にはトランジットモール（歩行者天国）となり、ショッピングやグルメだけでなくエイサー踊り・大道芸なども楽しめます。

体験工房がある「那覇市伝統工芸館」や新グルメスポットの「屋台村」もおすすめ。大通りから一本脇道に入ると、古民家風のオシャレなカフェや雑貨店が立ち並び、若者からも人気のスポットです。

また、那覇空港から車で15分というアクセスの良さも魅力。フライトまでの時間に立ち寄って、最後の沖縄を楽しんでくださいね。

国際通りから徒歩5分、那覇空港から車で20分の所に位置する「壺屋やちむん通り」。「やちむん」は沖縄の言葉で焼き物を意味し、この通りには約50もの陶芸工房や窯元、カフェなどが並んでいます。

沖縄の焼き物は、分厚くて丸いフチと鮮やかな絵柄が特徴。持ち運びしやすい小さめサイズも売っているので、お土産にもピッタリです。焼き物体験ができる店もあるので、オリジナルの陶器を作ってみてはいかがですか？

また、古き良き沖縄の雰囲気を感じられるのも魅力の1つです。狭い路地の石畳や赤瓦屋根の古民家が広がる風景はどこか懐かしくい雰囲気。

通りに並ぶカフェでは、やちむんに入れたコーヒーや甘味を味わえます。店内にはゆったりとした時間が流れており、心地良い気分になること間違いなしです。

買い物、カフェ、体験教室と、多様な楽しみ方で沖縄伝統のやちむんをじっくり堪能してくださいね♪

沖縄は羽田から那覇へのフライトは1日30便ほどあり、朝早く出発して夜に帰るというスケジュールを組めば、一泊二日の旅も十分可能です。

1日目は大自然の残る北部地方、2日目は那覇周辺と各エリアに見どころがギュッと集まっているので、効率よく観光できるのも沖縄本島の魅力。ご紹介した場所は定番の外したくない観光地ばかりなので、沖縄旅行が初めての方にもピッタリです♪