外国から帰国する際に気をつけたいこと
海外旅行の最大の楽しみの一つが、ショッピングではないでしょうか。日本では目にすることのないものなどに触れると、思わず買って帰りたくなるものです。
また、日本ではとても高価なものが、安く手に入ることもあります。お土産として知人にあげたらきっと喜ぶだろうと、まとめて購入したくなることもあるでしょう。
ただし、海外での買い物には、気をつけなければいけないことがあります。その注意点について見てみましょう。
また、日本ではとても高価なものが、安く手に入ることもあります。お土産として知人にあげたらきっと喜ぶだろうと、まとめて購入したくなることもあるでしょう。
ただし、海外での買い物には、気をつけなければいけないことがあります。その注意点について見てみましょう。
日本に持ち込めないものや制限がある
海外での買い物で十分に注意が必要なこと、それは日本に持ち込めるかどうかという点です。気に入ったものを見つけて買っても、持ち込みが禁止されていることもあります。
例えば、旅先の国で、民間人でも自由に銃や薬物の所持や使用が法律で認められているとします。しかし、日本に持ち込むことは厳禁です。これは分かりやすい例でしょう。
アダルト関連のグッズについても、持ち込もうと考えてはいけません。その他にも、注意すべきものはたくさんあるので、帰国時には意識を高く持っておきたいものです。
例えば、旅先の国で、民間人でも自由に銃や薬物の所持や使用が法律で認められているとします。しかし、日本に持ち込むことは厳禁です。これは分かりやすい例でしょう。
アダルト関連のグッズについても、持ち込もうと考えてはいけません。その他にも、注意すべきものはたくさんあるので、帰国時には意識を高く持っておきたいものです。
税関等で申告が必要かどうか必ず確認
海外で入手したものを日本に持ち込む場合には、税関等で申告が必要なものなのかを必ず把握しておきましょう。申告をせずに禁止されたものを持ち込もうとすると、処罰の対象になります。
帰国してから入国が許可されるまでには、概ね次のような流れになります。到着→検疫審査→入国審査→動物検疫・植物検疫→税関検査→入国の順です。
かつては免税範囲を超えた人や別送品がある人だけが対象だった『携帯品・別送品申告書』は、2007年以降、全ての人に義務付けられました。ですので、持ち込むものの申告が必要かどうかをしっかり確認しておかなくてはいけません。
帰国してから入国が許可されるまでには、概ね次のような流れになります。到着→検疫審査→入国審査→動物検疫・植物検疫→税関検査→入国の順です。
かつては免税範囲を超えた人や別送品がある人だけが対象だった『携帯品・別送品申告書』は、2007年以降、全ての人に義務付けられました。ですので、持ち込むものの申告が必要かどうかをしっかり確認しておかなくてはいけません。
持ち込みに制限のある食品類
食品類は、人々の健康に大きな影響を及ぼすほか、伝染病などの予防のためにも厳しく規制が敷かれています。持ち込み制限がなされている食品類について解説しましょう。
肉類はほとんど持ち込みがNG
肉類に関しては、そのほとんどが持ち込み禁止だと考えておく方がいいでしょう。伝染病などを警戒する観点からも、肉類の持ち込みには厳しい規制がなされています。
持ち込みたい場合は、動物検疫の対象かどうかをしっかりと確認する必要があります。偶蹄類の動物(牛・豚・山羊・羊・鹿など)・馬・家きん・犬・兎・みつばちに由来するものが対象となります。
その一部を見てみましょう。肉・臓器・生や冷凍そして加熱調理済みの加工品全般・卵(卵殻を含む)・骨・脂肪・血液・皮・毛・生乳・精液・受精卵・乳製品(携帯品を除く)などです。
詳しくは、動物検疫所のホームページでチェックしましょう。
持ち込みたい場合は、動物検疫の対象かどうかをしっかりと確認する必要があります。偶蹄類の動物(牛・豚・山羊・羊・鹿など)・馬・家きん・犬・兎・みつばちに由来するものが対象となります。
その一部を見てみましょう。肉・臓器・生や冷凍そして加熱調理済みの加工品全般・卵(卵殻を含む)・骨・脂肪・血液・皮・毛・生乳・精液・受精卵・乳製品(携帯品を除く)などです。
詳しくは、動物検疫所のホームページでチェックしましょう。
お土産に人気のフルーツにも注意
外国の見知らぬフルーツには、とても魅力的な味のものがたくさんあります。初めて食べたフルーツのおいしさに感激し、持って帰りたくなる気持ちが沸くこともあるでしょう。
しかし、フルーツや野菜にも、持ち込み禁止の規制は幅広く敷かれています。安易にお土産とすることは控えるべきです。
フルーツや野菜の国内持ち込みの可否については、植物防疫所のホームページに詳しく明記されています。あらゆる国を網羅しているので、とても参考になるサイトです。
国や地域名をクリックすると、検査証明書及び入国時の検査が必要かどうかすぐにわかるようになっています。ぜひ有効に活用しましょう。
しかし、フルーツや野菜にも、持ち込み禁止の規制は幅広く敷かれています。安易にお土産とすることは控えるべきです。
フルーツや野菜の国内持ち込みの可否については、植物防疫所のホームページに詳しく明記されています。あらゆる国を網羅しているので、とても参考になるサイトです。
国や地域名をクリックすると、検査証明書及び入国時の検査が必要かどうかすぐにわかるようになっています。ぜひ有効に活用しましょう。
プロセスチーズ以外のチーズも検疫対象に
乳製品についても、日本への持ち込みについて、その可否は厳しく規制されています。例えば、お土産として人気の品の一つであるチーズは、プロセスチーズ以外は検疫対象となっています。
その他にも、ミルク・クリーム・バターといったものも検疫が必要です。こちらに関しても、肉類同様、動物検疫所のホームページが役立つので、参考にするとよいでしょう。
その他にも、ミルク・クリーム・バターといったものも検疫が必要です。こちらに関しても、肉類同様、動物検疫所のホームページが役立つので、参考にするとよいでしょう。
その他で気をつけたいアイテムを確認
ここまでは食べ物を中心に説明してきました。口にするもの以外にも、気をつけるべきアイテムは数多くあります。それらについて見ていきましょう。
ブランドのコピー品には気をつけよう
有名ブランドのニセモノについても、日本に持ち込むことはできません。たとえそれが本物だと信じていたとしても、ニセモノであれば持ち帰ることは許されないのです。
一部では『スーパーコピー』などと呼ばれ、とても精巧な贋作が巷でひそかに売買されていたりします。これはれっきとした犯罪なので、十分に気をつけましょう。
一部では『スーパーコピー』などと呼ばれ、とても精巧な贋作が巷でひそかに売買されていたりします。これはれっきとした犯罪なので、十分に気をつけましょう。
植物は検疫が必須のアイテム
寄生する病害虫が国内に入りこむことを防ぐために、土や土が付着した植物などは国内への持ち込みが禁止されています。
例えば、アメリカから日本国内にはリンゴやサクランボなどの生の果実、バラ科の生植物、根付き植物は持ち込めません。
地域によって異なりますが、このように植物を海外から持ち込み、また持ち出す場合には、植物検疫が義務付けられているのです。
ただし、加工品などについては輸入検査が必要ないものもあります。例としては、家具など製品として作られたものや、瓶詰・缶詰などのように密封された香辛料は、検査の必要がありません。
例えば、アメリカから日本国内にはリンゴやサクランボなどの生の果実、バラ科の生植物、根付き植物は持ち込めません。
地域によって異なりますが、このように植物を海外から持ち込み、また持ち出す場合には、植物検疫が義務付けられているのです。
ただし、加工品などについては輸入検査が必要ないものもあります。例としては、家具など製品として作られたものや、瓶詰・缶詰などのように密封された香辛料は、検査の必要がありません。
特定の動物の革製品はNG
ワシントン条約という言葉を耳にしたことがあるでしょう。これは、地球上で絶滅に瀕する動植物を保護するため、国連人間環境会議の勧告をもとに決議された国際的なルールです。
これに反するものも持ち込めないうえに、所持そのものが大きな犯罪に問われる可能性すらあります。トラやヒョウ、ワニやトカゲなどの皮を使った毛皮や皮革製品などが主な対象です。
これに反するものも持ち込めないうえに、所持そのものが大きな犯罪に問われる可能性すらあります。トラやヒョウ、ワニやトカゲなどの皮を使った毛皮や皮革製品などが主な対象です。
まとめ
海外に足を運ぶと、普段は目にしないものや口にしないものに触れる機会が多くなります。そして、それらの多くを珍しさのあまり、つい買いたくなるものです。
しかし、日本に持ち帰るには、細かい規制にパスする必要があります。思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、お土産には注意を払いたいものです。
しかし、日本に持ち帰るには、細かい規制にパスする必要があります。思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、お土産には注意を払いたいものです。
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