サステナブルツーリズム 楽しんで社会貢献 in Thailand

※情報は記事公開時点のものです。営業時間や休業日など掲載情報から変更になる可能性があるため、お出かけの際は事前に公式HPなどでご確認ください。

象乗りよりも象をケアする持続可能なツアー

タイに来たら象に乗りたい！そう考える人が多いと思いますが、今サステナブルツーリズム(持続可能な観光)として注目されているのは、「エレファント・ケア・ツーリズム」、象を大切にするツアーです。
ゾウと1日を過ごし、象の歴史や今抱えている課題、象の生態や生活などを学びます。
これからも人間と共生していく中で、象がより良い生活を送るために私たちには何ができるのか、象と触れ合いながら考えます。
象の未来に配慮したサステナブルなツアー、皆様もいかがでしょうか。

環境問題に積極的に取り組むスパンブリー

バンコクから車で2時間ほど行ったところにある、スパンブリー県。
農業を主軸としており、持続可能な農業に力を入れて取り組んでいます。
例えば、バームバンナンバードにある水田では、「タイライスNAMAプロジェクト」として、地球温暖化を軽減するカーボンオフ稲作を実践しています。
また、ダーンチャーンにあるミトポン社（タイを代表する製糖会社）とそのコミュニティでは、2050年にカーボンゼロ達成を目指し、バイオマスという手法を用いて砂糖製造過程で排出される廃棄物を利用し、発電を行っています。
サステナブルな取り組みを学ぶにはとっておきの場所ではないでしょうか。

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地方も魅力いっぱい！スパンブリーのホットなスポット

スパンブリーには仏教の聖地が多くあり、その中でも一際目立つのが「ルアンポー・ウートーン仏」。大きな岩崖に作られた仏像を目の前にお参りができます。
タイ式のお参りに必須なのが線香3本・ろうそく・花・金箔。
タイ式お参りの特徴はお参りの最後に、仏像に金箔を貼ること。貼るのは自分の体で治したいところです。参拝者たちはペタペタと一生懸命金箔を貼りつけています。
仏像がある石崖の反対側には、2025年開業予定のタイ最長のスカイ・ウォークもあります。
ガラス張りのエレベーターで登った先にはこちらもガラス張りの遊歩道！
そして雄大なパノラマが待っています。

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”食”でもタイの地方を満喫しよう！

スパンブリーは農業が盛んな地域でもあります。農業で観光産業を発展させることを目標としており、ここでは農業に力を入れるスパンブリーのレストランで楽しめる美味しいグルメを紹介します。
タイ式豆腐スープやカイトゥンと呼ばれるタイ風茶碗蒸し、プラータプティムという魚の揚げ物に甘酢がかかったものも淡水魚の養殖が有名なタイならではのグルメ。
これらによく合うのが、稲作が有名なスパンブリーで収穫されたお米です。
スパンブリーはドイツ政府と協力し、レーザーを使った稲作によって二酸化炭素の排出を抑えることにも貢献しています。
大気汚染が深刻なタイのSDGsの達成を推し進めるサステナブルなお食事を楽しむのはいかがでしょう。

【住所】124 1, Phai Khwang, Mueang Suphan Buri District, Suphan Buri 72000
【営業時間】10:00～22:00

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全て手作り！？タイのモノづくりから見るSDGs！

タイのお土産はとてもかわいいものばかりですが、実は手作りで作られているものが多いのもタイのお土産の魅力です♪
タイのお土産を見て感じたこと、それは「新たに作るのではなく、既にあるものをうまく活用してお土産を作っている」という事です。
例えばタイは世界6位のお米生産量を誇ります。そういったところから稲わらを利用し、バックや籠、コースター、ちょっとした入れ物などを作っています。
また、編みバックなども手作りで作られています。
是非タイに行った際には唯一無二のお土産を手に取ってみてください♪

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新たな発見！タイの再利用術

タイに行くとあらゆるところで驚くことがたくさんあります。
1つ目に発見したのは、ココナッツボウルです。
普段は捨てられるはずのココナッツの殻をそのまま生かした商品です。
お土産にちょうどいいですし、たくさんの柄があったので何個あっても楽しいですね♪
2つ目は、稲の藁を利用したイスです。
稲の藁を捨てず、集めて固めることによりイスとして活用しています。
変形しやすく加工しやすいのに、引っ張ってもちぎれないという特徴を活かして作られており、座り心地も程よく柔らかくちょうどいい感じでした♪

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特別なことではない。タイの多様性

タイは多様性への理解も進んでいます。
今年9月には、東南アジアで初めて同性婚が認められました。
日本でも近年ジェンダーレストイレなど、LGBTQ+の人々への過剰な差別・配慮が議論されました。
誰にどの程度配慮して社会づくりしていくのかという点はSDGsの目標5と17にも関連しています。
現地の方曰く、LGBTQ+の方々に対して特別な配慮をもって接している人はいないそうです。
タイの人々にとって様々な性自認の方がいることは当たり前のことであり、相手が何らかの配慮を必要としている場合でも、無意識にしたことが結果的に配慮された行動となっているそうです。

via www.unic.or.jp

楽しく新しいタイを発見しに行こう

タイの首都バンコク以外の地方の場所やSDGs目線から見たタイをご紹介しました。　　　　　　　　　　　　　　　地方のタイには面白く楽しい場所が実は隠れています。是非足を運んで”サステナブル”を感じて観光してみてください♪

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