11月中旬～12月上旬におすすめ！山口県の紅葉が美しい観光スポット

日本三名橋の1つに数えられる全長約200mの美しい五連アーチの木造橋。
江戸時代初期の1673年に創建されたもので、長さ193.3ｍ 幅5ｍの五連アーチを描いています。
秋には紅葉が彩を添え優雅な景観が広がります。
繊細な組木の技法によって建設された独創的なアーチ構造は渡って見るだけでなく、
屋形船に揺られながら水面から見上げるのも醍醐味の一つです。

【料金】
無料（錦帯橋は有料　大人310円小学生150円）

【住所】
山口県岩国市岩国

【アクセス】
・JR山陽本線岩国駅から錦帯橋行きバスで約20分「錦帯橋」下車　徒歩1分
・山陽自動車道岩国ICから約10分

【駐車場】
一般：300台（平日：無料/土日祝：1日300円）
大型バス：30台（1日1,000円）

防府駅から車で8分の位置にある毛利氏庭園は、人工的に作られた橋や島が見事に自然と調和し、明治・大正の職人の技術を詰め込んだ最高傑作で、国指定名勝に登録されている雅な庭園です。
広大な敷地には、旧毛利氏本邸が毛利博物館として公開されており、毛利ゆかりの文化財を収蔵しています。本邸の2階からは庭園越しに瀬戸内の島々を望むことができます。

【料金】
毛利氏庭園入園料　大人：400円　小中学生：200円

【拝観時間】
9:00～17:00（入館は16:30まで）

【定休日】
12月22日～12月31日

【住所】
山口県防府市多々良1丁目15-1

【アクセス】
・JR山陽本線防府駅からバスで6分「毛利氏本邸入口」下車
・山陽自動車道防府東IC・西ICから車で15分

【駐車場】
一般：あり
大型バス：あり

漢陽寺は、周防・長門などの守護大名だった大内弘世が、応安7年（1374年）に庵を建立し、その跡を継いだ26代当主・大内盛見が大伽藍の整った寺院としました。
開祖は室町時代の高僧、用堂明機禅師です。

「昭和の雪舟」と称される作庭家の重森三玲氏が手がけた、様々な様式や主題で造られた6つの優美な庭園があり、紅葉の名所であることでも知られている名刹です。

【料金】
拝観料　400円（中学生以下は無料）

【拝観時間】
9:00～16:00

【定休日】
なし

【住所】
山口県周南市大字鹿野上2872

【アクセス】
・JR徳山駅から防長バス・コアプラザかの行きで50分「鹿野」下車　徒歩10分
・中国自動車道鹿野ICから車で2分

【駐車場】
一般：無料（約20台）

長府毛利藩の家老格、西運長（にしゆきなが）の屋敷跡で、小高い山を背にした約3万平方メートルの敷地には池を中心に書院、茶室、あずまやがあり、かつての静かなたたずまいが残されています。
秋には紅葉が色づき散策を楽しむことができます。

【料金】
大人：210円　小中学生：100円

【拝観時間】
9:00～17:00（入館は16:30まで）

【定休日】
12月28日から1月4日

【住所】
山口県下関市長府黒門東町8-11

【アクセス】
・JR下関駅からバス20分「市立美術館前」下車すぐ
・下関ICから約15分

【駐車場】
一般：235台
大型バス：7台

日本最大級のカルスト台地「秋吉台」。見渡す限りの草原に、白い石灰岩が顔を出す様子はまるで羊の群れのよう。日本三大カルストにも数えられ、年間を通じて観光客で賑わいます。

カルスト台地とは、水に溶けやすい石灰岩などが雨水や地下水によって浸食されてできた台地で、秋吉台の地下には巨大な鍾乳洞が多数散在しています。中でも特別天然記念物に指定されている「秋芳洞」は、なんと総延長10kmを超える巨大鍾乳洞です。

秋の夕日できらきら輝くススキに覆われた大地も絶景です。カルストロードをドライブしても良し、冠山や長者ヶ森をトレッキングしても良し、早起きして雲海を見ても良し。楽しみ方は無限大です。

【料金】
無料

【住所】
山口県美祢市秋吉台

【アクセス】
・JR新山口駅からバスで約40分「秋吉洞」徒歩40分
・中国道美祢ICから約20分

【駐車場】
一般：あり
大型バス：あり

大照院は、荒廃していたものを2代藩主・毛利綱広（つなひろ）が、亡き父、初代藩主・秀就（ひでなり）を弔うために再興した臨済宗の寺院です。秀就以下偶数代の萩藩主の墓所があり、墓前には600数基の石燈籠がずらりと並びます。少し苔むした石燈籠が鳥居に向かって整列する姿は厳かで、時間を忘れて見入ってしまいます。毎年8月13日の万灯会では石燈籠と参道にろうそくの火が入り、墓前でゆらゆらと揺れる灯りが毛利家の魂を迎えるように幻想的な世界を作り出します。

敷地内には現在も本堂、書院といった主要な建物が残されており、国指定重要文化財に指定されています。秋は紅葉が境内を華やかに染め上げ、建物とのコントラストが美しいです。

【料金】
大人・大学生・高校生：200円　小中学生：100円

【拝観時間】
8:00～16:30（入館は16:00まで）

【定休日】
なし

【住所】
山口県萩市椿青海4132

【アクセス】
・萩循環まぁ～るバス東回り・西回り「大照院入口」下車徒歩1分
・中国道美祢東JCT〜絵堂ICから約20分

【駐車場】
一般：無料（15台）
大型バス：あり

応永17（1410）年当時の守護代、鷲頭弘忠創建と伝わる曹洞宗屈指の名刹です。大寧寺の正式名称は、瑞雲萬歳山大寧護国禅寺。
室町時代の開創で、当時は西の高野といわれるほどの隆盛を誇り、約600年の間に、様々な歴史舞台になっています。山口に京風の文化を根付かせ、栄華を極めた大内氏の終焉の地としても知られています。

住吉明神より授かったとされる「長門湯本温泉」ですが、実は大寧寺の和尚が住吉明神のお告げにより発見しました。以来、現在でも泉源は大寧寺が所有し、神から授かった温泉を守り続けています。
また、境内は山口県三奇橋のひとつ「盤石橋」や苔むした十六羅漢が歴史を感じさせ、紅葉の名所として有名です。
歴史あるお寺で、爽やかな時間を過ごしてみませんか？

【料金】
無料

【拝観時間】
24時間

【定休日】
なし

【住所】
山口県長門市深川湯本1074-1

【アクセス】
・JR長門湯本駅から徒歩約15分
・中国自動車道美祢ICから約35分

【駐車場】
一般：無料（80台）
大型バス：あり

常栄寺の境内北側には、後庭として、大内氏29代政弘が室町時代中頃に画聖雪舟に命じて築庭したといわれる日本庭園が残ります。
富嶽（富士山）と中国の三山五嶽になぞらえて配された庭石が見事です。
禅味あふれる日本庭園の代表作として、国の史跡及び名勝に指定されています。
本堂にたたずめば、一枚の風景画のような眺めに没入できます。

【期間】
2023年11月17日（金）～19日（日）
18：00～21：00（最終入門20：30）

【料金】
中学生以上300円　小学生以下無料
※障がい者手帳をお持ちの方も300円

【拝観時間】
8:00～16:00

【定休日】
なし

【住所】
山口県山口市宮野下2001-1

【アクセス】
・山口駅から市役所方面に徒歩約10分、防長バス「市役所前」から宮野方面行きに乗り、「三の宮」で下車後、徒歩約25分
・山口ICから車で約10分

【駐車場】
一般：50台程度
大型バス：3台程度（要予約）

龍福寺は、建永元年（1206）に大内満盛が創建した臨済宗の寺で、もともと宝珠山瑞雲寺と称し白石の地にありました。延元元年（1336）、大内弘直が再建し弘直の菩提寺となりました。享徳3年（1454）に大内教弘が曹洞宗に、寺号も瑞雲山龍福寺と改めました。
毛利氏の防長平定の後、弘治3年（1557）に毛利隆元が後奈良天皇の綸旨を賜り、大内氏の館跡である現在の地に龍福寺を再建、大内義隆の菩提寺としました。
ところが、明治14年に禅堂と山門を残して焼失。再建に際し、元大内氏の氏寺であった氷上山興隆寺の釈迦堂を移築したのが現在の本堂です。
本堂の建立は、その様式などから室町時代後期といわれ、桁行5間、梁間5間で、入母屋造り、内部の大虹梁、板蟇股、ケヤキ材の胴回り約150cmの太い丸柱など、当時の大内氏の財力をうかがうことができます。
秋には、門から境内までの参道の両端に色づいたもみじがつらなり、紅色のトンネルが訪れる人を迎えてくれます。

【料金】
無料

【住所】
山口県山口市大殿大路119番地

【拝観時間】
24時間

【定休日】
なし

【アクセス】
・JR山口駅から車で約10分
・中国自動車道小郡ICから国道9号線経由車で約20分
・山口ICから国道262号線経由車で約20分

【駐車場】
一般：有り（無料）
大型バス：有り（無料）