行ったら絶対食べてほしい！千葉県のおすすめグルメ10選

千葉県のB級グルメ「勝浦タンタンメン」の特徴は、ゴマを使わないことです。
一般的なタンタンメンに使われるゴマや芝麻醤は使用せず、真っ赤なラー油を使った醤油ベースのスープに中華麺が入り、辛さの刺激を和らげるタマネギやひき肉がトッピングされています。
お店によってニンニク、ニラ、ネギが入ったり、スープも味噌ベースのお店もあったりと各店の特色を生かしたメニューがあります。
マイルドな辛さ、さっぱりとした辛さ、濃厚な辛さまで、辛さのレベルもいろいろです。

伊勢エビの漁獲量は全国トップクラスの千葉県。特に千葉県の南部、外房で獲れる伊勢海老は「外房イセエビ」と呼ばれ、色やツヤ、サイズのどれをとっても評判が高いです。
新鮮な伊勢エビが手に入ることから、その用途も広く、お造りや焼き物、天ぷら、鍋といった定番の料理から、カレーなどのオリジナル料理を出すお店もあります。
千葉県南部にある御宿町では、毎年9月・10月に「おんじゅく伊勢えび祭り」が開催され、期間中は協賛店において伊勢海老を使ったオリジナルメニューをいただくことができたり、土日祝日には伊勢海老の直売も行われています。

「なめろう」は千葉県の房総半島に伝わる郷土料理です。皿をなめるほどおいしいということが名前の由来とされています。
古くは漁師が船の上で調理をしたのが始まりで、主に鯵（あじ）に味噌・ネギ・ショウガのみじん切りなどを混ぜ、さらに粘りがでるまでたたいた漁師飯の1つです。
多くの場合「鯵」を使っているますが、サンマやカツオなどを使って作られる場合もあります。
保存のきかない料理なので、作ったあとは新鮮なうちにすぐに味わいたい料理です。そして、お酒との愛称抜群です！

千葉県民のソウルフードといえば、やっぱりホワイト餃子。
地元では「ホワギョー」と呼ばれていたりもするホワイト餃子の特徴は、なんといっても肉まんかと思うほどの厚い皮です。
厚めなのに油でしっかり焼き上げられているので、口に入れたときの食感はパリッ。
熱々ジューシーな餡の旨味が口いっぱいに広がって、まさにクセになる美味しさ！
皮の内側はもちもちしているので、食べ応えもあります。
ビールのお供にするのはもちろん、小さい子どもにも大人気の餃子です。

竹岡ラーメンは、チャーシューの煮汁である醤油ダレにお湯を加えるだけのシンプルな作り方でありながら、肉の旨味がしっかりきいたまろやかなスープが特徴のラーメン。
元祖である「鈴屋」と、竹岡ラーメンの普及に貢献したと言われている「梅乃屋」は、特に有名な二大巨頭です。
スープに昆布だしを加えるお店などもありますが、初めて食べるならぜひ元祖竹岡ラーメンを。

古くから南房総の郷土料理として知られるくじら料理。
千葉県南房総市和田浦には日本で4ヶ所しかない捕鯨基地があります。
和田浦には、昔からクジラを食べる文化があり、現在でも年間26頭のツチクジラが水揚げされており、クジラ料理を味わうことができます。
クジラの代表的な料理は刺身、竜田揚げ、ベーコンなど、南房総市の千倉、和田、丸山エリアの取扱店でほぼ年間を通して味わえます。
おみやげものならば、特製のタレで味付けしたクジラ肉を干した和田浦名物「クジラのタレ」が有名です。

白いご飯にタレで漬けたアジやカツオを乗せて、ネギなどの薬味をふりかけ上からお湯をそそいだ「まご茶」は、千葉県で昔から親しまれている家庭料理。
元は漁師さんが船の上で食べていた、いわゆる漁師飯だったのですが、あまりの美味しさから「これは孫にも食べさせたい！」と絶賛されたことから「まご茶」と名付けられたのだとか。
お湯の代わりに温めたお茶やダシをかけたり、店ごとに使われている魚が違うところも注目の一品です。

国内で生産されているシジミのおよそ半分が、千葉県で水揚げされています。
現在では水揚げ量が激減してしまっていますが、かつて生産量1位だった街だからこそ生み出された美味しいシジミ料理。
中でもぜひ食べて帰りたいのがシジミ丼。
あんなに小さい貝の殻をこんなに剥くなんて見るからに大変！という大量のシジミが卵でとじられ、ほかほかと湯気をあげている様は眺めているだけでヨダレが垂れそうです。

千葉県のご当地カレーのサザエカレーは昔お肉が高級品だった時代に、地元で手に入りやすいサザエを代わりに使ったのがそもそもの始まり。
肝まで使って深いコクを出しているのが特徴で、じっくり煮込まれたその味わいは絶品です。
レストランやカフェでも出している店が多く、シーフードカレーが好きな方なら気に入ること間違いなし。

千葉県の特産果樹であるびわは、南房総の名産品のひとつで、皇室献上品として100年以上の歴史を誇る逸品です。
道の駅とみうら「枇杷倶楽部」では、平成7年に国内初の、房州びわと南房総産の牛乳をブレンドしたオリジナル「びわソフトクリーム」を開発。
びわのシロップ漬けと地元の牛乳をブレンドし、びわのほのかな甘さと香り、なめらかな食感が楽しめる「びわソフトクリーム」は、1日に1000個も売れるほどの人気メニュー！
千葉の大人気のご当地ソフトの1つです。