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2024年11月12日 更新
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地域によって呼び名が違う?いろんなカニの種類を紹介!

冬のグルメの定番といえばカニを思い浮かべる人も多いでしょう。日本海側を中心に、日本全国で美味しいカニを食べられる季節です。実はカニの呼び名は地域によって異なるのを知っていましたか。いろんな呼び名で呼ばれるカニについて紹介します。

※情報は記事公開時点のものです。営業時間や休業日など掲載情報から変更になる可能性があるため、お出かけの際は事前に公式HPなどでご確認ください。

松葉ガニ

松葉ガニという名前はかなりポピュラーなので日本全国で獲れると思っている人も多いかもしれませんが、実は山陰地方におけるズワイガニのオスの呼び名なんです。

山陰地方では、春から秋にかけて他の地域よりも長めの禁漁期間が設けられているため、より育ちやすく身がぎっしり詰まったカニを楽しめます。その美味しさは全国的にも有名で、鳥取松葉ガニや隠岐松葉ガニといったブランド蟹も存在するほど!

弾力のある食感や濃厚な蟹味噌など、他の地域で獲れるズワイガニよりも上質なのが松葉ガニなんですよ♪

冬のグルメの代表格!タグ付きブランド蟹を食べに行こう♪

かにといっても様々な種類があり、ズワイガニや松葉がに、越前がになどはブランドがにとして人気があります。その中でも、タグ付きのかにがあるのをご存知ですか?青や黄色、緑などのタグは、産地や品質を保証するものです。タグ付きの美味しいカニを食べに行きませんか?

セコガニ

セコガニは、卵を持っているメスのズワイガニの呼び名。福井県や兵庫県、鳥取県などで使われる呼び名です。オスに比べて体が小さく、身を食べるというよりは、お腹にたくさん抱えた卵と蟹味噌を楽しむためのカニというのが特徴。

セコガニが食べられるのは、1年のうちたった2ヶ月ほど。生態系を壊さないように、メスのカニは漁をを行なって良い時期が限られているんです。

濃厚な卵は、一度食べたらやみつきになるほど♪身の少ない脚の部分はお味噌汁にすると美味しくいただけます。

コッペガニ

コッペガニも上記でご紹介したセコガニと同じく、卵をお腹にたくさん抱えたズワイガニのメスの呼び名。主に京都の丹後地方のみで呼ばれ、カニを取って「コッペ」と呼ばれることも多いです。

卵には、内子と外子という2種類があります。内子はねっとりしていて味が濃く、カニ味噌と一緒に食べるのがおすすめ。外子はプチプチとした歯ざわりが特徴で、醤油を垂らしてご飯と一緒に食べるのがおすすめです。

また、京丹後市網野町のご当地グルメ「コッペめし」は、美味しいお米とコッペのコラボレーションを楽しめますよ!

香箱ガニ

香箱ガニも、セコガニやコッペガニと同じく、卵を持ったメスのズワイガニの呼び方。北陸地方、おもに金沢で聞かれる呼び名です。

香箱ガニを楽しめるのは11月から12月にかけて。オスよりも小ぶりなので値段がリーズナブルで、なおかつ美味しいというのが魅力です。

ほぐした身と内子をご飯にまぶした香箱丼は絶品そのもの!また、冬の金沢では加能ガニと呼ばれる身がぷりぷりのオスのズワイガニも楽しめるので、ぜひ合わせてご賞味ください♪

若ガニ

若ガニは、まだ若いオスのズワイガニの呼び名。ズワイガニは脱皮をしてどんどん成長していきますが、若ガニは脱皮したてで、皮が柔らかいのが特徴です。

ジューシーな身から水ガニとも呼ばれ、普通のズワイガニよりも甘みが強いと感じる人も多いとか。通常のズワイガニよりも小ぶりなので、値段も安いのが魅力となっています。

殻が柔らかく痛みやすいことから発送はおすすめできませんので、若ガニを食べたい場合は水揚げされる北陸地方に足を運びましょう!

その土地ならではの美味しいカニを堪能しよう!

同じ種類のカニでも獲れる地域や獲れる時期によって呼び名が違い、その味の特徴も異なります。ものによっては一般に流通しておらず、特定の地域だけで食べられる貴重な味も!

ぜひこの冬は、いろんな地域の美味しいカニを味わいに旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。

カニ旅行・カニツアー特集~冬の味覚「かに」を堪能~

冬の味覚の王様「カニ」の旅行プランをご紹介します。北陸の越前ガニや鳥取の松葉ガニ、兵庫県の津居山ガニなど、絶品タグ付ガニ、ズワイガニを堪能する冬の味覚旅。焼きがに、カニすき、ゆでがになど、美味しい食べ方色々のカニを堪能する旅に行こう。