和三盆とは?
和三盆とはどんな砂糖か皆さんご存知ですか?
香川県や徳島県などの四国東部で伝統的に生産されている砂糖の一種で、黒砂糖をまろやかにしたような独特の風味があり、細やかな粒子と口溶けの良さが特徴です。圧搾する作業と研ぎという糖蜜を抜く作業を3回繰り返すことが多く、和三盆と呼ばれるようになったと言われているそうです。
香川県や徳島県などの四国東部で伝統的に生産されている砂糖の一種で、黒砂糖をまろやかにしたような独特の風味があり、細やかな粒子と口溶けの良さが特徴です。圧搾する作業と研ぎという糖蜜を抜く作業を3回繰り返すことが多く、和三盆と呼ばれるようになったと言われているそうです。
(和三盆イメージ)
さっそく体験!
今回は、香川県高松市内にある和三盆体験ルーム豆花さんにお邪魔しました。
via photo by Tripa編集部
豆花さん、教室の内装がとってもお洒落なんです。中にお邪魔した瞬間、モダンな雰囲気×木型のコラボレーションが素敵で編集部員、興奮。作家カミイケタクヤ氏が手がけた空間なんですよ!
via photo by Tripa編集部
材料
素敵な空間で、いざ和三盆体験開始!
材料は下記になります。
・和三盆糖
・木型
・ボウル
・ふるい
・水
・木のへら
こちら全てご準備頂けるので、持ち物は不要です。手ぶらで体験できるのもいいところですね♪
材料は下記になります。
・和三盆糖
・木型
・ボウル
・ふるい
・水
・木のへら
こちら全てご準備頂けるので、持ち物は不要です。手ぶらで体験できるのもいいところですね♪
via photo by Tripa編集部
混ぜる&こす
まずは真っ白な和三盆糖に色付け。霧吹きで数回に分けて水分を加えていきます。
赤・青・黄・緑・白の5色から1人1色好きな色を選びます。
複数人で参加すれば違う色を選んでカラフルにするなんてことも出来ちゃうので、更に見栄えがよくなりますね!編集部員は、黄色と青をチョイス。
赤・青・黄・緑・白の5色から1人1色好きな色を選びます。
複数人で参加すれば違う色を選んでカラフルにするなんてことも出来ちゃうので、更に見栄えがよくなりますね!編集部員は、黄色と青をチョイス。
via photo by Tripa編集部
水を加えたら、全体に色が均等になじむように手の平を使って混ぜていきます。
ボウルの底にある固まりを落とすように、ぐっと押していきます。この作業が意外と大変!
ボウルの底にある固まりを落とすように、ぐっと押していきます。この作業が意外と大変!
via photo by Tripa編集部
その後は和三盆糖をふるいにかけていきます。サラサラだけどしっとり和三盆糖の完成!
木型に詰める
和三盆糖を木型に詰めていく作業に入ります。
木型はたくさん種類があり、1人4種類ほど選べます。
季節によって選べる型も違うので、春夏秋冬コンプリートも楽しそうですね!
木型はたくさん種類があり、1人4種類ほど選べます。
季節によって選べる型も違うので、春夏秋冬コンプリートも楽しそうですね!
via photo by Tripa編集部
上板をはめて、和三盆糖を詰めていきます。
多めの和三盆を上に盛り付け、ぎゅっぎゅっと固めるイメージで押していきます。
多めの和三盆を上に盛り付け、ぎゅっぎゅっと固めるイメージで押していきます。
via photo by Tripa編集部
型に詰めおわったら、木のへらで表面の粉をボウルに落とすように綺麗にしていきます。
via photo by Tripa編集部
取り出す
上板が綺麗になったら、いよいよ型から取り出します。
上板の片方を浮かせて斜めにし、木のへらでとんとん叩きます。
固まっているのかなー?と心配になりながらも叩くと、きれいに上板から外れます。
上板の片方を浮かせて斜めにし、木のへらでとんとん叩きます。
固まっているのかなー?と心配になりながらも叩くと、きれいに上板から外れます。
via photo by Tripa編集部
上板を外し、手首を返すようにすると・・・
via photo by Tripa編集部
きれいに型から外れました。
力をいれて固めておくのがポイントのようです。
力をいれて固めておくのがポイントのようです。
via photo by Tripa編集部
選んだ5種類の型から和三盆を取り出すとこのような感じです。
(青色和三盆が足りずもう一人の編集部員から拝借しました為、1つ黄色です・・・)
1つの型で2~3個なので、14・5個の和三盆が出来上がりました♪
(青色和三盆が足りずもう一人の編集部員から拝借しました為、1つ黄色です・・・)
1つの型で2~3個なので、14・5個の和三盆が出来上がりました♪
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箱に詰める
自分で組み立てた紙の入れ物に和三盆を詰めていきます。
全て詰めてしまうと、蓋が閉まらなかったりせっかくの和三盆が割れてしまうかもしれないので欲張らずにしましょう!
私たちはそれぞれの和三盆を半分こして詰めました♪
全て詰めてしまうと、蓋が閉まらなかったりせっかくの和三盆が割れてしまうかもしれないので欲張らずにしましょう!
私たちはそれぞれの和三盆を半分こして詰めました♪
via photo by Tripa編集部
完成品がこちら。
体験したのが4月中旬で、ちょうど新元号「令和」が発表されたタイミングだったので
平成・令和の元号や、初夏をイメージする木型で体験させて頂きました。
体験したのが4月中旬で、ちょうど新元号「令和」が発表されたタイミングだったので
平成・令和の元号や、初夏をイメージする木型で体験させて頂きました。
via photo by Tripa編集部
箱に詰めきれなかった和三盆たちは、その場でお抹茶をたててもらい一緒に頂きました。
出来上がりの和三盆は、口にいれるとほろっと溶けて優しい甘さが口いっぱいに広がります♪出来立てだからこその柔らかさを感じられるのは、この体験をしたからこそ!
苦いお抹茶との相性も抜群です!!
出来上がりの和三盆は、口にいれるとほろっと溶けて優しい甘さが口いっぱいに広がります♪出来立てだからこその柔らかさを感じられるのは、この体験をしたからこそ!
苦いお抹茶との相性も抜群です!!
via photo by Tripa編集部
木型の世界に触れる
こんなに美しく繊細な和三盆作りに欠かせないのが、菓子木型。
その菓子木型を制作しているのが、市原吉博さん。全国でこの菓子木型の職人は6人程、四国では市原さんただ一人だそう。「現代の名工」にも選ばれており、まさに生きる職人です。豆花の近くにある工房でたくさんの種類の木型を見せてくださいました。繊細で美しい木型に感無量です。お人柄も素敵で、木型に込める思いを熱く楽しく語ってくださりとても楽しい時間でした。
そんな市原さん、実は和三盆づくりの教えてくださった「豆花」の講師 上原さんのお父様なのです。
親子でつなぐ伝統を、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか?
その菓子木型を制作しているのが、市原吉博さん。全国でこの菓子木型の職人は6人程、四国では市原さんただ一人だそう。「現代の名工」にも選ばれており、まさに生きる職人です。豆花の近くにある工房でたくさんの種類の木型を見せてくださいました。繊細で美しい木型に感無量です。お人柄も素敵で、木型に込める思いを熱く楽しく語ってくださりとても楽しい時間でした。
そんな市原さん、実は和三盆づくりの教えてくださった「豆花」の講師 上原さんのお父様なのです。
親子でつなぐ伝統を、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか?
via photo by Tripa編集部
via photo by Tripa編集部
和三盆体験ルーム豆花
via photo by Tripa編集部
【住所】
香川県高松市花園町1-9-13
【アクセス】
ことでん長尾線「花園駅」から徒歩5分 ムーミー花園店西側
JR高徳線「栗林駅」から徒歩10分
駐車場4台あり
【電話番号】
TEL:087-831-3712
予約受付専用:090-7575-1212
【営業時間・定休日】
営業時間:10時~17時
定休日:木曜
香川県高松市花園町1-9-13
【アクセス】
ことでん長尾線「花園駅」から徒歩5分 ムーミー花園店西側
JR高徳線「栗林駅」から徒歩10分
駐車場4台あり
【電話番号】
TEL:087-831-3712
予約受付専用:090-7575-1212
【営業時間・定休日】
営業時間:10時~17時
定休日:木曜
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