レンソイスとは?
レンソイスは、ブラジルのマラニャン州にあるレンソイス・マラニャンセス国立公園に広がる大砂丘のこと。
レンソイスとはポルトガル語で「シーツ」という意味で、シーツを広げたように真っ白な景色が続いている秘境です。
レンソイスは人気の観光地で毎年多くの人が観光に訪れていますが、宿泊場所もトイレすらもない手つかずの大自然が残っています。昼間の景色はもちろん、夕日が沈む瞬間や星空の下の景色も美しく、キャンプをする観光客もいるそうです。
レンソイスとはポルトガル語で「シーツ」という意味で、シーツを広げたように真っ白な景色が続いている秘境です。
レンソイスは人気の観光地で毎年多くの人が観光に訪れていますが、宿泊場所もトイレすらもない手つかずの大自然が残っています。昼間の景色はもちろん、夕日が沈む瞬間や星空の下の景色も美しく、キャンプをする観光客もいるそうです。
なぜレンソイスは白い砂丘なの?
レンソイスの砂丘が白いのは、砂の成分が石英という白い鉱物でできているから。不純物がなく、100%石英であるからこそ、美しい白い砂漠となるのだそうです。
この石英は、レンソイスから南へ100キロほどのところにあるパラナイーバ川から流れついたもので、数万年という長い年月をかけてだんだんと研磨されていきます。
研磨された砂を一粒一粒見てみると無色透明ですが、これに太陽の光が当たると反射して白く輝いて見えるようになります。
この石英は、レンソイスから南へ100キロほどのところにあるパラナイーバ川から流れついたもので、数万年という長い年月をかけてだんだんと研磨されていきます。
研磨された砂を一粒一粒見てみると無色透明ですが、これに太陽の光が当たると反射して白く輝いて見えるようになります。
レンソイスの湖
レンソイスは、雨季になると砂丘の下にある地下水が増えて、砂丘の間に美しいエメラルドグリーンの湖が現れます。この湖はラグーンと呼ばれ、砂丘の間に無数にできます。ラグーンでは泳ぐこともできますし、魚たちも生息しています。乾季に入るとラグーンは干上がってしまうのですが、そのとき魚たちがどこへ行ってしまうのかはまだ解明されていないのだそう。こうした不思議な現象が起こるのも、レンソイスの魅力の一つかもしれませんね。
小レンソイスは白くない
レンソイスの砂丘は白いことで有名ですが、実はそちらは大レンソイスと呼ばれるものなのです。もうひとつ、小レンソイスと呼ばれる砂丘も存在し、こちら黄色っぽく、より砂丘らしい色をしています。大レンソイスの砂は石英が研磨されて白く輝くようになりましたが、小レンソイスはまだ若い砂丘であるため、白くなるほど石英が研磨されていないということなのです。雰囲気が違うので、ぜひこちらも訪れて比べてみて下さいね。
国立公園の奥深くに暮らす人々
観光地として注目された白い砂丘は、国立公園の中のほんの一部でしかありません。ほとんど人が訪れない公園の中心部のオアシスには、原始的な生活を送る人たちがわずかにいるそうです。彼らは葦の住居に吊るしたハンモックで寝起きし、雨季に海で魚を獲って保存食にしています。ただ、なにぶん外部から人が入ることがほとんどないため彼らの生活は不明な点が多く、公園内の自然環境調査も遅れているそうです。
レンソイスを流れるプレギサス川
レンソイスを流れるプレギサス川は、「ナマケモノ」という意味を持ちます。この由来は、川の両側の森にナマケモノが多く住んでいたため、もしくは蛇行する河口付近の流れが引き潮と重なり止まってみえたためなどと言われています。自然豊かな川では、「真紅の鳥」ショウジョウトキを見られるかもしれません。
途中のマンダカル村には観光スポットの大きな灯台があり、大西洋を見渡すことができますよ。
途中のマンダカル村には観光スポットの大きな灯台があり、大西洋を見渡すことができますよ。
レンソイスで何ができる?
レンソイスの絶景を楽しむなら、セスナをチャーターしての遊覧飛行が最もポピュラーかと思います。しかし他にも楽しみ方があって、プレギサス川をボートで下ったり、砂丘にできた池で泳いだりすることもできますよ。水着を持っていけばより楽しめると思います。また、サンドバギーをレンタルして砂丘を縦横無尽に走り回るのも気分爽快、迫力満点です。もちろん運転手を頼むこともできるので安心です。
レンソイス周辺のおすすめ観光地:サン・ルイス歴史地区
レンソイスと同じマラニャン州に、世界遺産「サン・ルイス歴史地区」があります。レンソイス観光の際にはこちらに立ち寄るのもおすすめですよ。17世紀初頭にブラジルで唯一フランスによって植民された街で、ポルトガル統治下に置かれてからは輸出港として発展しました。ポルトガル人が建てた、青いタイル(アズレージョ)が美しい邸宅が今も立ち並ぶ街並みは、ヨーロッパに来たような、優雅な雰囲気です。
ベストシーズンは?
レンソイスの白い砂漠を見に行くなら、6月~9月ごろがベストシーズンとなります。
この時期はちょうど雨季が終わるころで、白い砂漠とエメラルドグリーンの湖のコントラストを楽しむことができます。
レンソイスは地上から見ても遠くまで広がる絶景を望むことができますが、遊覧飛行ツアーを利用して空から見ると、一面に広がる真っ白の砂丘とラグーンを空から眺めることもできます。大西洋と砂漠の境界線も見ごたえがありますよ。
この時期はちょうど雨季が終わるころで、白い砂漠とエメラルドグリーンの湖のコントラストを楽しむことができます。
レンソイスは地上から見ても遠くまで広がる絶景を望むことができますが、遊覧飛行ツアーを利用して空から見ると、一面に広がる真っ白の砂丘とラグーンを空から眺めることもできます。大西洋と砂漠の境界線も見ごたえがありますよ。
レンソイスへのアクセス方法は?
レンソイス・マラニャンセス国立公園へ行くには、まずはブラジルのサンパウロへ向かいます。
日本からの直行便はありませんので、アメリカの主要都市で乗り継がなくてはいけません。
サンパウロに到着したら、そこからさらに飛行機を乗り継ぎ、サン・ルイスに向かいます。
サン・ルイスからバスに乗り、レンソイス・マラニャンセス国立公園の最寄り駅のバヘーリニャスで下車しましょう。
現地でのツアーを利用すると、送迎がついて移動が楽になります。
日本からの直行便はありませんので、アメリカの主要都市で乗り継がなくてはいけません。
サンパウロに到着したら、そこからさらに飛行機を乗り継ぎ、サン・ルイスに向かいます。
サン・ルイスからバスに乗り、レンソイス・マラニャンセス国立公園の最寄り駅のバヘーリニャスで下車しましょう。
現地でのツアーを利用すると、送迎がついて移動が楽になります。
レンソイスへ出かけよう!
レンソイスの魅力は伝わりましたか?
ブラジルは日本の反対側にあるため、レンソイスまで行くには30時間以上かかってしまいますが、それだけ時間をかけても行く価値のある観光地です。
ぜひ、大型連休などを利用してレンソイスの絶景を見に行ってくださいね。
ブラジルは日本の反対側にあるため、レンソイスまで行くには30時間以上かかってしまいますが、それだけ時間をかけても行く価値のある観光地です。
ぜひ、大型連休などを利用してレンソイスの絶景を見に行ってくださいね。
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