リトル東京

1884年に1人のコックによって始まったとされるこの町は、アメリカでは最大の日本人街である。
第2次大戦中は日系人の強制収容により一時的に廃虚のようになり、その後は黒人のスラム街になったりもしたが、日系人の努力により現在のように発展してきた。1万人以上の日系人が住むこの地域には、都市再開発プロジェクトが計画され、常に模様替えが進められている。

ウェラーコート(WellerCourt)は、アメリカ雑貨から世界の一流ブランド品まで豊富な品揃えの店が集まるショッピング・ゾーン。紀伊國屋書店、居酒屋、定食屋などがあり、日本の本、新聞、日本食からカラオケなど揃う。
ウェラー・コートに面した道路は、「オニヅカ通り(OnizukaSt.)」という名前が付けられている。オニヅカとは、1986年1月にスペースシャトル・チャレンジャー号に乗っていたオニヅカ空軍大佐のこと。ハワイ生まれの日系人だったオニヅカ大佐は、事故で帰らぬ人となったが、彼の名前はリトル東京に残されている。リトル東京には、スペースシャトル・チャレンジャー号の記念碑もある。
1925年に建立された西本願寺を改築した「全米日系人博物館(JapaneseAmericanNationalMuseum)」には、過去、1世紀以上続いてきた日系人の苦難と成功の歴史や経験、文化などを、日系1世や2世の開拓者から寄贈された資料や写真などで紹介されている。

※ツアーによってはリトル東京を訪れない場合もございます。
詳しくはツアー詳細をご確認ください。