スペイン旅行・スペインツアー特集

まずは3つのポイントをチェック！

国土の広いスペインはどう移動するかが重要なポイント！

スペインの定番ルートはバルセロナ、マドリッド、そしてアンダルシア地方を巡るツアーです。しかしスペインは大変国土の広く、特にバルセロナ⇔アンダルシア間、マドリッド⇔アンダルシア間の移動がかなり長いものとなります。スペイン旅行に行く際はその間の移動をどのようにするかがひとつのポイントとなります。

【バルセロナ⇔アンダルシア間】

最も体に負担が少ないのが国内線を利用する方法です。アンダルシア地方のセビリヤやマラガ、グラナダとバルセロナ間もば飛行機に乗ってしまえば、1時間半ほどで移動することが可能です。ﾊﾞｽで移動する場合は2日間に分けて、バルセロナ⇔（約5時間/379km）⇔バレンシア⇔（約7.5時間/520km）⇔グラナダという行程が多いです。

【マドリッド⇔アンダルシア間】

マドリッドとアンダルシア地方のコルドバの間にはスペイン新幹線AVEが通っており、１時間半ほどで快適に移動することが可能です。バスで移動する場合は、コルドバ⇔（約4時間/280km）⇔コンスエグラ⇔（約2時間/136km）⇔マドリッドという行程が多いです。

【ﾊﾞｽ移動】

ﾊﾞｽには通常の長距離観光バスと「ゆったりバス」があります。通常の観光バスも日本のバスに比べたらかなり大型でゆったりできていますが、「ゆったりバス」はさらにシートピッチが約90〜100cmと広く、長い距離を移動するスペインではかなり快適でおすすめです。

飛行機やスペイン新幹線AVE、ゆったりバスなどの利用は旅行をよりゆとりあるものにしてくれます。もちろん全て普通のバスで巡るツアーが最も経済的なのですが、それらを利用することで行程にゆとりが生まれ、観光やフリータイムもより多く確保することができます。また、体力的な負担も軽減されるというメリットも多くあります。

バルセロナINかマドリッドINか

マドリッド⇒アンダルシア地方⇒バルセロナの定番ルートを巡るスペイン周遊ツアーの場合、大きく分けると①バルセロナから入国するパターンと②マドリッドから入国するパターンがあります。ツアー内にフリータイムがほとんど設定のないツアーの場合はどちらでも問題はありません。しかし、最終日にフリータイムがある場合は、マドリッドから入国しバルセロナから出国する（バルセロナでフリータイムがある）ツアーがお勧めです。バルセロナはガウディの建築群など観光、グルメ、ショッピング・・・どれを取ってもとても見どころが多く、ツアーで全てを回りきることはできません。バルセロナにもっと長く滞在したかったというお声も良く聞きますのでぜひフリータイムを有効に生かしてバルセロナを満喫していただきたいところ。しかし、最初にバルセロナではまだあまりスペイン自体に慣れていない場合が多く、折角のフリータイムも生かし切れないこともあります。最後にバルセロナであれば、スペインにもある程度慣れ、限られた時間をより有効に使うこともできるのではないでしょうか。

パラドールへの宿泊

スペインのツアーで迷ったら、ぜひパラドールへの宿泊があるツアーをお勧めします。「パラドール」とはスペインの中世の古城や貴族の館を改装したホテルで、スペインにはたくさんのパラドールがあります。長い歴史が刻まれたパラドールには2つとして同じものはありません。どのパラドールも贅沢だけれども居心地の良い空間が広がっています。1階の部屋ならそのまま中庭に出ることもできます。確かに、普通のホテルを宿泊するツアーよりも少々値が張ることが多いですが、スペイン旅行へきたならパラドールでの滞在はとても良い思い出になると思います。

観光地別ツアー選びのポイント

スペインの魅力〜スペイン流のおもてなし〜

素朴で温かいアンダルシアの人々

スペインの魅力はいくつもありますが、旅人を温かく迎えてくれるスペイン流のおもてなしはこの国の旅をより一層素晴らしいものにしてくれます。特にアンダルシアの小さな町では、地元を愛する人々の温かさと素朴さ、そしてラテンの明るさを感じることと思います。あるツアーでタラゴナの町を訪れた時、現地ガイドさんが地元の子供達に声をかけると、表に出てきて「タラゴーナ、タラゴーナ」とツアー参加者が見えなくなるまで歌い続けてくれました。もちろんチップが欲しいわけではなく、ただひたすらに「スペインのいいところをたくさん知って日本へ帰って欲しい」と言う気持ち滲み出ているかのようです。

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暑くて寒くて…気温・体調管理にご注意！

日よけ傘売りのお兄さんはスペインならでは!?

スペインは大きな国の為土地により気候や気温も大きく変わります。南部のアンダルシア地方は乾燥しており、特に夏は日差しが強く暑さが大変厳しいです。6月頃から30度を超え、真夏には40度にもなることがあります。一方、地中海性気候のバルセロナは年間を通して比較的温暖です。内陸のマドリッドは最高平均気温は東京と同程度ですが、最低平均気温は東京を下回ります。内陸性気のため乾燥も厳しく、非常に寒く感じることもあります。広いスペインで、北から南まで巡る場合、気温、気候の差が大変大きいのです。また夏場であれば冷房も強目です。1ツアーで1〜2組の参加者が体調を崩されるということも良くあります。脱ぎ着し易い服で気温の変化に対応できるようにするのがおすすめです。夏は熱中症対策にも十分な注意が必要です。サングラスや帽子、日焼け止め、さらにできるだけ日差しを反射させる白っぽい服を着るのがおすすめです。黒や紺などは避けた方がいいでしょう。暑さが心配な方は8月は避けるか、ゆとりある日程のツアーが安心です。他のヨーロッパの国と異なり、冬でも比較的過ごしやすく楽しめるのがスペインの特徴です。それぞれの季節の特徴を理解して、素敵なスペイン旅行にしてください。

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バルセロナの魅力とフリータイムの過ごし方

バルセロナのバルは美味しい！

スペインで人気No.1のバルセロナは多くのツアーで訪れます。バルセロナにはガウディの作品が多くありますが、街の中心にもいくつもあるので徒歩で回ることも可能です。ツアーでフリータイムがある場合は、ツアーで訪れることができなかった建築物を訪ねるのもおすすめです。また、ショッピングを楽しみたいなら高級ブティックが並ぶグラシア通りやカジュアルな店が並ぶランブラス通りがおすすめです。さらに、バルもたくさんあり、とても美味しいのでぜひ挑戦してみて下さい！しかし、スペインはスリが大変多いので、街を歩く際はくれぐれも防犯に気を付けてください。

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マドリッドの魅力とフリータイムの過ごし方

スペインでも闘牛が行われる街は限られています

マドリッドはバルセロナに比べれば個人で回れる見どころは少ないですが、オプショナルツアーでトレドの半日観光なども可能です。また、バルセロナでは禁止されている闘牛がマドリッドでは行われており、スペイン最大の闘牛場ラス・ベンタス闘牛場もあります。フリータイムに見に行ってみるのもスペインの文化に触れる良い機会になるかもしれません。ちなみにラス・ベンタス闘牛場ではチケットの料金帯は日向席、日陰席、中間席の3つのカテゴリーに分かれており最も高いのが日陰席というのは、日差しの強いスペインならではです。そして、ラス・ベンタス闘牛場の場合は闘牛が行われている最中には会場に入ることができないのでご注意を。（※開催期間や開催日は限られていますので詳しくはご自身でご確認ください。）

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スペインの美術館鑑賞

プラド美術館入口はこんな感じ

スペインには素晴らしい美術館や多くの芸術作品があります。マドリッドには『裸のマハ』で有名な「プラド美術館」や『ゲルニカ』で有名な「ソフィア王妃芸術センター」、トレドのサント・トメ教会にはエル・グレコの傑作『オルガス伯爵の埋葬』、またバルセロナにはガウディの建築群があります。美術館などでの作品鑑賞を楽しみにされている参加者の方も多くいると思いますが、ツアーによってはあまりゆっくり鑑賞できない場合もあります。もしゆっくりご自身のペースで鑑賞したい場合は、まずは「プラド美術館は2時間かけてじっくり見学」など日程表にあるツアーに参加いただくことをお勧めします。また、フリータイムがある場合はその時間で再度美術館へ行かれるお客様もいますので、お目当ての作品がある都市でのフリータイムの有無もチェックポイントです。

美術館を訪れるツアー

アンダルシアのひまわり鑑賞

この時期だけのとっておきの瞬間です！

　　　　　　

アンダルシア地方の名物と言えば、5月下旬から6月中旬に開花するひまわり。一面に咲き誇るひまわりの花はとても素晴らしく、アンダルシア地方らしい光景です。またこの時期は旅行に適した季節でもあります。
※ひまわりの開花時期や状況は年により異なります。また、車窓観光となる場合がありますのでご了承ください。

ひまわり鑑賞をするツアー

リピータ向けのスペインの魅力

フランスとの国境にはこんな雄大な景色

2度目のスペインならば、北スペイン（グリーン・スペイン）やバスク地方、またポルトガルにも足を延ばすツアーがお勧めです。北スペインはサンチャゴ・デ・コンポステーラなど巡礼の地としても有名で、緑が多く乾燥したアンダルシア地方とはまた違った風景が広がります。バスク地方も独自の文化を持ち、美食の街としても有名です。ポルトガルも北スペインやアンダルシア地方と一緒に巡るツアーがありますが、スペインよりもより素朴さがのこり、また食べ物も美味しいと評判です。

北スペインへ

バスク地方へ

ポルトガルも