ベルべデーレ宮殿

17世紀の対トルコ戦争の英雄で、世界が生んだ7人の軍事的天才の一人とナポレオンが呼んだフランス生まれのオイゲン公の夏の離宮。大きな噴水と植え込み、池を配した広大な庭園内に、壮麗なバロック様式の上宮と下宮から成る2つの宮殿がある。

1716年に建造された下宮は、オイゲン公の住居用として使われてい館で、現在は中世とバロック美術館としてフレスコ画、彫刻、大理石像など多数のバロック芸術品が展示されている。
1723年に建てられた上宮はレセプション用に造られたもの。1955年5月15日「オーストリア平和条約」が上宮殿の赤大理石の間で調印され、オーストリアが完全独立をした歴史的意味合いの深いところ。現在はビーダーマイヤ-派とロマン派絵画のコレクションで知られる「19・20世紀絵画館」（オーストリア・ギャラリー）となっている。

※ツアーによってはベルべデーレ宮殿を訪れない場合もございます。
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