ニンフェンブルク城

1918年の王政崩壊まではバイエルン侯や国王の夏の離宮だった。ドイツで最も重要なバロック様式建築と言われています。17世紀に始まり広大な庭園を持つ今日の姿は20世紀に入ってようやく完成しました。

城の本棟では、まず正面玄関にある石の大広間の華麗な漆喰細工とフレスコ画が圧巻。北翼の大きなゴブラン織りの壁掛けがかかる間、南翼の中国の漆細工の間、ルートヴィッヒ1世による美人画ギャラリーなどが見逃せません。
36人の美人画の中には、ルートヴィッヒ1世の寵愛を受けたアイルランドのダンサー、ローラ・モンテの姿もあり、王室の財産をつぎ込み、彼女が国政にまで口を出すようになったため、ルートヴィッヒ1世は国民の批判を受け退位に追い込まれたと言われています。
フュッセンにあるノイシュヴァンシュタイン城を建てたルートヴィッヒ2世は1845年にこの城で生まれました。
広大なフランス式庭園には、アマリエンブルク(小宮殿)、バーデンブルク(浴場)、パゴーデンブルク(お茶の舘)が点在しています。

※ツアーによってはニンフェンブルク城を訪れない場合もございます。
詳しくはツアー詳細をご確認ください。