フランス旅行の服装選び♪気候や現地女性のファッションは？

フランス旅行の服装を考えるときにまず押さえておきたいのがフランスの気候ですが、フランスには日本と同じように四季があり、1年を通して気候が大きく変化します。

ですが、どの季節も日本より基本的に気温が低めで、夏でも最高気温は25度前後です。

一方、冬場は空気が乾燥し寒さも厳しいので、本格的な防寒対策が必要になるでしょう。

とはいえ雪はほとんど降らないので、そういう意味では日本の都心で冬を過ごすのとほぼ同じ感覚でファッションを楽しむことができます。

海外へ旅行するときには、飛行機での服装も気になるポイントですよね。

日本からフランスのパリへは、直行便で約12時間半の長いフライトになります。

時間帯は主に次の3パターン。夜に日本を発つフライトではパリに着くのが早朝になりますので、思っていた現地の気温より肌寒く感じることも多いでしょう。

【日本発】→【パリ着】
・午前中 → 夕方
・午後2：00 →午後7：30
・午後10：55 → 翌4：40

飛行機の中ではリラックスして過ごせる服装がベストですが、寒さ・暑さの調整がしやすいかどうかもあわせて考えておきましょう。

旅行先では現地の女性たちがどんな服装をしているのかも、知っておくと参考になります。

その点で、フランス女性の服装は実はとてもシンプル！

華やかでファッショナブルなイメージのあるフランスですが、現地の女性がファッションで鮮やかなカラーを取り入れることは珍しく、ほとんどが黒や白などのベーシックなコーディネートです。

スカートやワンピースよりパンツスタイルを好む女性も多く、フリルや花柄などのガーリーなファッションで街を歩くと逆に目立ちます。

また、フランスは伝統的な石畳の道が多いこともあり、ヒールでは非常に歩きにくいです。足元も、スニーカーなど実用性重視な靴を選ぶのがベストでしょう。

先ほどもご紹介したように、フランスの気温は日本よりも全体的に低め。

夏でも日本のような猛暑になることはほとんどないので、4～10月までは爽やかで過ごしやすい気候を楽しめるでしょう。

ただ、春は日本と比べればまだまだ肌寒く、セーターやカーディガン、場合によってはコートも必要になります。

夏も日中で25度前後、日が沈むと20度を下回ることがあり、羽織ものはマスト。

また、8月はバカンスで長期間の休みに入るお店も多いです。買い物やレストランでのグルメを楽しみたい方は、この時期を避けて旅行の計画を立てることをおすすめします。

一方、11～3月まではどちらかというとオフシーズン。その理由は冬の厳しい寒さにあります。11月にはすでに氷点下を下回る日も出てくるほどで、ダウンコートやマフラーなど本格的な防寒対策が必要不可欠。

それでも雪はほとんど降らないため、足元は他のシーズン同様歩きやすいスニーカーや、防寒重視ならヒールが低めのブーツでも良いでしょう。

この時期のフランスには、カキやジビエなど冬ならではの美味しいグルメも目白押し。

フランスの食を楽しみたいみなさんにとっては、冬場も隠れたオンシーズンなのです。

フランス女性たちがヒールではなくスニーカーを愛用するのは、街中を歩くときのスリ対策でもあります。フランスには意外とスリや詐欺などの軽犯罪が多いです。観光客は特に目を付けられやすいので、目的地までなるべく早足でサクサク歩くためにも、服装を考えるときには動きやすさも十分に考慮しましょう。

今回ご紹介した内容を参考に、ぜひみなさんもベストな服装で快適にフランス旅行を楽しんできてくださいね！