暑い夏の旅をもっと楽しく！夏に食べたいご当地の冷やし麺10選

へぎそばとは、新潟県魚沼地方発祥の、布海苔（ふのり）という海藻をつなぎに使った蕎麦で、「ヘギ」といわれる独特の器に盛り付けた切り蕎麦です。
滑らかなのどごしと、歯応えのある食感で、1口サイズに盛り付けてあります。

そばといったら、全国的に有名なのが長野県の信州そば！
山間の傾斜地を利用して、寒冷な気候がおいしいそばを生み出しています。
「信州」と言っても、戸隠そばや開田そばなど、名産地はたくさんあり、そば店の数も日本一なんですよ！

大根おろしを薬味ではなく、出汁にする「越前おろしそば」。
大根の辛みとそばの甘みが合わさり絶品です！
大根おろしを乗せて出汁をかける「ぶっかけ」、大根おろしに出汁を加えてつけツユにして食べる「つけそば」など、店によって違うので、お気に入りのお店を見つけてみましょう！

出雲そばは、島根県の出雲地方で広く食べられる郷土料理の蕎麦で三大そばの一つです。
蕎麦粉を作るときにソバの実を皮ごと石臼で挽くのでそばの色は濃く黒く見えて香りが強いのが特徴です。
そばに薬味をのせ、徳利に入った「そばつゆ」を回しかけて食べます。
割子と呼ばれる器にそれぞれ盛られているので、薬味次第で何種類も食べられた感じがするのが嬉しいですね！

白い小さな出石焼の皿に盛りつけられ、5皿で1人前の出石皿そば。
「だしちょこ」にネギ、卵、とろろ、わさびなどの薬味を入れて、そばをつけて食べます。
店によって違いますが、ある一定の皿数を食べると、そば通の証を発行するお店もあります。

日本三大うどんの一つ、冷たいざるうどんの「水沢うどん」。
麺は太くてコシが強く、透明度が高く上品で透き通るようなつるつるした白さが特徴です。
つけ汁は、しょうゆだれやゴマだれなど、店によって異なります。

小麦粉と片栗粉で作ったコシのある半透明な麺と牛骨ベースのスープとキムチの辛さ・酸味が調和した、盛岡冷麺。
スープは辛味が苦手な人もキムチの量で辛さを調節でき、ゆで卵・キュウリ・季節の果物などが盛り付けられ、多彩な味になります。

手延べそうめんで有名な香川県の小豆島。
小豆島の特産品のオリーブの実をペースト状にして練りこんだオリーブそうめんは、きれいな緑色！
のどごしも良く、コシが強く、彩りも華やかですよ♪

冷やしラーメンは、山形県の郷土料理で、その名の通り冷たいラーメンです。
山形の夏はかなり暑く、その土地柄が生み出したと言っても過言ではないでしょう！
冷やし中華とは違って、普通のラーメンのようにスープに麺が浸され、スープも麺も冷たく、氷を浮かべてあることもあるんです！！

実は冷やし中華発祥の地は仙台なんです！
夏でも食べられる中華そばを！という声から仙台市内の中華料理店が発案しました。
錦糸卵、キュウリ、ハムなどをトッピングして、さっぱりとした味で、仙台では一年中味わえるお店も数多くあるんですよ！

冷たい麺で体を冷やしてクールダウン！
暑い夏の旅をおいしいご当地冷やし麺で乗り切りましょう！