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「第2回 星のある風景フォトコンテスト」では、星にまつわる「自然」「広い風景」「山」「海」「建造物」「水鏡」「人のいる景色」「自由」
8つをテーマに、旅先での大自然や都会で撮影した写真を募集しました。
応募総数約1,113作品の中から、受賞した作品をここで発表いたします。(敬称略)
南中する冬の大三角に薄く雲がかかり、ソフトフィルターの効果を演出しています。帯広方面の光害も、作品に柔らかさをプラスしています。快晴の星空でないことが逆に作品を深みのあるものに仕上げていると感じました。
北海道の国鉄遺構、タウシュベツ橋梁と星空を組み合わせた作品。デリケートな露出設定を巧みに駆使して、まるで太古の遺跡と宇宙であるかのような深淵なイメージを創り上げた点が成功。遠景の地上光も神々しく効果的でした。
険しい山肌と天の川、そこに絡む雲に雄々しさを感じます。静止画ですがスピード感のある作品です。登山が伴う山岳星景撮影は、充分な登山経験を積んで、より経験のある登山者と共に行動して撮影するようにしましょう。
天の川を縦位置で大きく捉え、雪山とともに実に伸び伸びと画面構成した点が素晴らしいと思いました。雪面の質感もよく出ており、こうした地上部のディテールと雄大な宇宙との対比が作品のスケール感をいっそう際立たせています。
皆さまご応募いただきありがとうございました。前回同様に、今回も大変悩みました! 撮影技術・画像処理に偏ってしまいがちなジャンルですが、板見様と2人で選出することで星空だけにとらわれない選定ができたのではと思います。
天空の星と地上の被写体との組み合わせに、各作品ともそれぞれ独自の発想とアプローチに基づいていて、まさに百花繚乱といった趣のあるコンテストでした。上位まで残った作品の多くが今日の星景写真の最高レベルにあるといっても過言ではありません。
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