1.シャルトル大聖堂(フランス)
世界遺産に登録されているシャルトル大聖堂は、海外でステンドグラスを見るといえばまず名前が挙がる名所です。
フランスで最も美しいゴシック建築と言われているこの大聖堂は1145年から建設が開始され、幾度もの火災などを乗り越えて今に至ります。
フランスで最も美しいゴシック建築と言われているこの大聖堂は1145年から建設が開始され、幾度もの火災などを乗り越えて今に至ります。
美しいステンドグラスの光は、「シャルトル・ブルー」と呼ばれる青みがかった色合いで、とても神秘的♡
第二次世界大戦の折には、戦火を避けるためにばらばらにして隠されていたそうで、人々の努力と奇跡で守られたシャルトル・ブルーは、神々しさに溢れています。
第二次世界大戦の折には、戦火を避けるためにばらばらにして隠されていたそうで、人々の努力と奇跡で守られたシャルトル・ブルーは、神々しさに溢れています。
2.アーヘン大聖堂(ドイツ)
ドイツで最初に世界遺産に登録されたアーヘン大聖堂もまた、海外で有名なステンドグラスを有する場所です。786年から建設が始まり、カール大帝が埋葬されたため、「皇帝の大聖堂」とも呼ばれています。
カール大帝の没後600年を記念してつくられたのが、「ガラスの家」と呼ばれる礼拝堂。その名の通り、ここには見事なステンドグラスがあります。
第二次世界大戦で破壊された部分も多いのですが、新たに作り直されました。高さ25mにも及ぶ巨大なステンドグラスは、往時をしのばせる荘厳さを感じますよ♪
皇帝の大聖堂という名にふさわしい、堂々とした重厚感のあるステンドグラスです。
第二次世界大戦で破壊された部分も多いのですが、新たに作り直されました。高さ25mにも及ぶ巨大なステンドグラスは、往時をしのばせる荘厳さを感じますよ♪
皇帝の大聖堂という名にふさわしい、堂々とした重厚感のあるステンドグラスです。
3.聖ヴィート大聖堂(チェコ)
チェコの首都・プラハのプラハ城内にあり、チェコでもいちばん重要な教会とされる聖ヴィート大聖堂は、海外でも屈指の美しさを誇るステンドグラスを有しています。
正式名称は「聖ヴィート、聖ヴァーツラフ、聖ヴォイテフ大聖堂」と言い、10世紀から建設が始まり、1929年に完成しました。
正式名称は「聖ヴィート、聖ヴァーツラフ、聖ヴォイテフ大聖堂」と言い、10世紀から建設が始まり、1929年に完成しました。
ここのステンドグラスの中でも、「聖キリルと聖メトディウス」は、日本でもファンの多いアルフォンス・ミュシャが手がけたものなんですよ!
荘厳で宗教的な雰囲気のステンドグラスは、ふだんのミュシャの作品を知っている方からすると、新たな一面かもしれません。海外へ出かけて見る価値は十分にあるステンドグラスです♪
荘厳で宗教的な雰囲気のステンドグラスは、ふだんのミュシャの作品を知っている方からすると、新たな一面かもしれません。海外へ出かけて見る価値は十分にあるステンドグラスです♪
4.カンタベリー大聖堂(イギリス)
イギリスで最初にキリスト教が布教された重要な地・カンタベリーに建つカンタベリー大聖堂にも、イギリスを代表する素晴らしいステンドグラスがあります。世界遺産に登録されているということで、海外旅行での行き先としてもおすすめ。
ここには、12世紀に国王ヘンリ2世と対立して暗殺された大司教トマス・ベケットが埋葬されており、彼が聖人となったことで多くの巡礼者が訪れるようになりました。英国国教会の総本山ということで、格式が最も高いんですよ!
ここには、12世紀に国王ヘンリ2世と対立して暗殺された大司教トマス・ベケットが埋葬されており、彼が聖人となったことで多くの巡礼者が訪れるようになりました。英国国教会の総本山ということで、格式が最も高いんですよ!
大聖堂内のステンドグラスは、天井高くにまで及ぶ迫力のあるもので、ベケットの一生が描かれています。また、聖書の内容を伝える「聖書の窓」と呼ばれるステンドグラスも必見です!
5.カタルーニャ音楽堂(スペイン)
1908年に完成し、世界遺産に登録されているカタルーニャ音楽堂は、バルセロナの有名建築家リュイス・ドメネク・イ・モンタネールによって設計・建設されました。
地元の合唱団の本拠地として使われていましたが、現在もクラシックなどのコンサートを行うホールとして使用されています。
地元の合唱団の本拠地として使われていましたが、現在もクラシックなどのコンサートを行うホールとして使用されています。
こちらの大ホール天井のステンドグラスは、圧巻の一言!太陽を表していて中央部分がせり出しており、光が降り注ぐとよりいっそう美しい輝きを放ちます。他では見られない造形と光のコントラストは、海外でも珍しいものですよ。
音楽堂内の壁に彫り込まれた女神像やモザイクで彩られた柱も美しく、必見の価値ありです♪
音楽堂内の壁に彫り込まれた女神像やモザイクで彩られた柱も美しく、必見の価値ありです♪
6.サント・シャペル教会(フランス)
パリのシテ島にあるサント・シャペル教会は、世界遺産に登録されており、パリ観光では必見の場所です。というのも、こちらのステンドグラスはパリ最古のもので、その美しさは海外随一という評判なんですよ♪
ルイ9世の命令によってつくられ、1248年に完成したこの教会はゴシック建築の最高傑作とも言われています。
教会の中に入ると、天井に向かって細長く伸びたステンドグラスの光が幾重にも連なる色彩の帯のようになっていて、誰もが言葉を失うほどの美しさ♡カラフルでありながら壮麗さもあり、何とも言えない存在感を放っています。
教会の中に入ると、天井に向かって細長く伸びたステンドグラスの光が幾重にも連なる色彩の帯のようになっていて、誰もが言葉を失うほどの美しさ♡カラフルでありながら壮麗さもあり、何とも言えない存在感を放っています。
7.聖シュテファン教会(ドイツ)
ドイツには聖(ザンクト)シュテファン教会が2つありますが、こちらでご紹介するのはマインツにあるものです。900年に建設されましたが、第二次世界大戦で破壊され、再建されました。
フランスのシャルトル大聖堂のステンドグラスが「シャルトル・ブルー」と称されているのはすでにご紹介しましたが、聖シュテファン教会のものは「シャガール・ブルー」と呼ばれています。これは画家シャガールが手がけたためで、1985年に完成しました。
深く澄んだブルーは神秘的で、海外の他のどこのステンドグラスとも違う輝きを放ちます。シャガール・ブルーの幻想空間に身を委ねたくなりますよ♡
深く澄んだブルーは神秘的で、海外の他のどこのステンドグラスとも違う輝きを放ちます。シャガール・ブルーの幻想空間に身を委ねたくなりますよ♡
海外でステンドグラスの美しさに触れてみよう♡
ステンドグラスでは芸術的にも価値が高く、色合いの美しさには吸い込まれてしまいそうな魅力があります。海外にはたくさんの美しいステンドグラスがあるので、ぜひお気に入りのものを見つけてみてください。一生忘れられない感動を味わえますよ♪
タビジェニ 公式instagram

公式インスタグラムのご紹介です。「タビ」に出たくなるような、ここどこだ?と探してみたくなるような「フォトジェニック」な写真を投稿していきます!