電車に揺られて日帰りぶらり旅！東北のおすすめ観光スポット10選

日本三景の1つのである、宮城県・松島。仙石線松島海岸駅から徒歩約5分、松島をぐるりと一周できる「島巡り観光船」があります。

松尾芭蕉の「おくのほそ道」で訪れた場所として知られる松島湾には、約260もの島が点在しています。

伊達政宗のお気に入りであったとされる「千貫島（せんがんじま）」や、仁王様に見えることから名付けられた「仁王島」などがあり、湾内を約50分かけて船で周りながら、じっくり観光することができます。

運行時間は決まっており予約不要なので、着の身着のまま出かける東北電車旅にはうってつけです。

【所在地】
宮城県宮城郡松島町松島字町内８５

【クルージング営業時間】
午前9:00～午後4:00の毎正時
※11～3月は午前9:00～午後3:00

【クルージング料金】
大人1,500円（グリーン船室は＋600円）

【アクセス情報】
・電車
仙石線松島海岸駅　徒歩約5分
JR東北本線松島駅　徒歩15分

【電話番号】
022-354-2233

東北地方、山形県と宮城県を結ぶ位置にある「作並温泉」は、寛政8年（1796年）に開湯した歴史のある温泉地。開湯から200年以上経った今も、当初の面影を残した温泉宿が存在します。

また作並温泉は、保湿効果が期待できる肌に優しい泉質で、「美女づくりの湯」とも呼ばれています。

ひっそりとした雰囲気の温泉が多く、自然と日頃の喧騒を忘れさせてくれます。作並温泉の宿はほとんど、日帰り入浴可能なのも嬉しいポイントです。

【所在地】
宮城県仙台市青葉区作並字元木16 岩松旅館内

【アクセス情報】
・電車
JR仙山線作並駅　仙台市営バス乗り場 約5分
JR、市営地下鉄仙台駅　10番乗り場発　[804系統]作並温泉元湯行き 作並温泉元湯下車 すぐ

【電話番号】
022-395-2211（作並温泉旅館組合）

作並温泉と合わせて観光したいのが、「ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所」。最寄り駅が同じなため、日帰りでも比較的ゆっくり観光ができます。

ニッカウヰスキーの創業者が、近くに流れる新川(にっかわ)の水で自社製品を割って飲んだ際、水質に惚れ込んで、この土地に蒸留所が建てられたのだとか。

ガイド付き、無料で約30分の工場見学ができるうえ、見学後はウイスキーの試飲も可能。ウイスキー好きなら1度は訪れてみたい、東北のおすすめ観光スポットです。

【所在地】
宮城県仙台市青葉区ニッカ1

【営業時間】
午前9:00～午後4:30
※見学受付は午前9:00～午前11:30 / 午後12:30〜午後3:30）

【休業日】
2017年12月24日（日）～2018年1月7日（日）

【アクセス情報】
・電車
仙山線作並駅　徒歩約25分

・バス
JR仙台駅 中央口 10番乗り場前 [804系統]作並温泉行き バス停ニッカ橋下車 徒歩すぐ
JR作並駅 宮城峡蒸溜所行きシャトルバス（土日祝のみ）

【電話番号】
022-395-2865

福島県、会津若松のシンボル「鶴ヶ城（若松城）」。難攻不落の城として有名な鶴ヶ城は、最近では大河ドラマ「八重の桜」に登場したことでも話題です。

約6年前に行われた改修で、日本でも珍しい"赤瓦"の天守閣へと生まれ変わりました。

また、鶴ヶ城は日本有数の桜の名所でもあり、春には約1000本の桜が咲き乱れます。もちろん春だけではなく、秋には紅葉、冬は降雪と、四季で異なる表情を楽しめるのも鶴ヶ城の魅力です。電車で気軽に訪れてみては？

【所在地】
福島県会津若松市追手町1-1

【営業時間】
午前8:30～午後5:00　
※入城は午後4:30まで

【入場料】
鶴ヶ城天守閣入場料：大人（高校生以上）410円 、子供（小中学生）150円
茶室麟閣共通券：510円

【アクセス情報】
・電車
JR会津若松駅 あかべぇ若松駅行き 鶴ヶ城入口 約5分

【電話番号】
0242-27-4005

福島県にある「飯坂温泉」は、日本最古の歴史を持つ由緒正しい温泉地。松尾芭蕉や正岡子規、与謝野晶子といった名だたる俳人・歌人が訪れた場所としても有名です。

観光客向けの温泉宿やホテルばかりではなく、温泉街には近所の人が足繁く通う9つの共同浴場と3つの足湯があります。小さい頃から温泉に通う文化が根付いているとは、羨ましい限りですね。

銭湯のような気軽さで、本格的な温泉を楽しめる共同浴場。日帰りでさくっと温泉を楽しみたい電車旅にぴったりです。

【所在地】
福島県福島市飯坂町

【アクセス情報】
・電車
福島交通飯坂線 飯坂温泉駅 徒歩すぐ

【電話番号】
024-542-4241（飯坂温泉観光協会＆飯坂温泉旅館協同組合）

岩手県にある「宮守川橋梁」別名「めがね橋」。

宮沢賢治作の「銀河鉄道の夜」のモチーフになったといわれている場所です。平成21年に「恋人の聖地」に指定され、ロマンティックな観光地として人気を集めています。

写真に納めるなら断然昼間の観光がおすすめですが、夜には橋がライトアップされ、幻想的な光景を楽しめます。運がよければ、めがね橋を走る「SL銀河」を見ることができるかもしれません。童話の世界観に近い光景を写真に収めることができますよ。

【所在地】
岩手県遠野市宮守町下宮守

【アクセス情報】
・電車
JR 宮守駅から徒歩 約10分

【電話番号】
0198-62-2111（遠野市）

連続テレビ小説や人気アニメの舞台として全国的に有名な「銀山温泉」。まるで大正時代に迷い込んだような日本情緒あふれる雰囲気が魅力で、行ってみたい日本の温泉地として1位に選ばれたこともあります。

川の両側には木造多層の建築物が軒を連ね、レトロな温泉街をそぞろ歩きするのが楽しい♪夕暮れが近づくと橋のたもとに立つガス灯に明かりがぼんやりと灯り、さらにノスタルジックな雰囲気に包まれます。冬には雪化粧を被った美しい景色を楽しむことも♡

立ち寄り入浴可能な施設もたくさんあるので、気軽に日帰り旅行を満喫してみてくださいね。


【所在地】
山形県尾花沢市銀山温泉

【定休日】
なし

【アクセス情報】
・バス
JR山形新幹線大石田駅発　はながさバス
銀山温泉行き　終点　徒歩すぐ

・車
東北中央自動車道東根IC 約50分

【電話番号】
0237-28-3933

「尻屋崎」は、太平洋と津軽海峡に面した本州最北東端の場所。開放感あふれる草原地帯には寒立馬（かんだちめ）が放牧されており、のんびりとした空間が広がっています。

断崖絶壁に立つ白亜の灯台は120年以上もの歴史を持ち、日本最大級の明るさを誇ると言われているほど。灯台の頂上からは雄大な海と緑豊かな草原を見渡すことができ、美しい大自然の景色に心を打たれること間違いなしです！

忙しい日常を忘れ、ゆっくりとした時間を過ごしたい方にピッタリの日帰り観光地ですよ♪


【開催期間】
毎年4月～11月

【所在地】
青森県下北郡東通村尻屋

【営業時間】
・4月1日～4月30日
午前8:00～午後4:00

・5月1日～11月30日
午前7:00～午後5:00

【定休日】
無休

【入館料】
無料

【アクセス情報】
・バス
JR大湊線下北駅　下北交通バス　大畑行きむつバスターミナル発
下北交通バス尻屋崎行き（5～10月運行）　終点　徒歩すぐ

【電話番号】
0175-27-2111

「横手公園」は横手城の跡地に広がる公園。現在は、横手城二の丸跡に三層の天守閣様式の展望台が造られており、横手市を一望することができます。天気が良い日には奥羽山脈や鳥海山まで見渡せるのだとか♪

内部は郷土資料館として使用されており、美術や工芸、陶芸品などが展示されています。また、園内には四季折々の花が植えられており、どの季節に訪れても美しい景色を楽しむことが可能です。春には約3,000本のソメイヨシノが咲き誇る、桜の名所としても有名なんですよ！

イベントなども開催されているので、市民の憩いの場としてはもちろん日帰り観光の定番スポットでもあります。


【所在地】
秋田県横手市城山町29-1

【営業時間】
・公園内
24時間

・展望台
午前9:00～午後4:30

【定休日】
無休

【入館料】
・公園内
無料

・展望台
100円

【アクセス情報】
・バス
JR奥羽本線横手駅発　羽後交通バス
大曲行き　幸町バス停　徒歩約15分

・車
東北自動車道横手IC　約15分

【電話番号】
0182-32-2725

国の天然記念物に指定されている「入水鍾乳洞」は、福島県で本格的なケイビングが楽しめる人気の観光地。

全長約900mの洞窟にはA・B・Cの3つのコースが用意されており、特にBコースはほぼ手を加えていない上級者コースとなっているのでスリル満点！膝まで水に浸かったり、懐中電灯の明かりを頼りに進むので、本当に洞窟探検をしているかのような気分になります。

また、洞窟内はひんやりと涼しいので夏場の冷スポットとしてもおすすめ。ワクワクとした刺激を求めている方には、ぜひ訪れて欲しいスポットの一つです。

探検が終わったら、周辺の飲食店で流しそうめんや甘味を味わってくださいね♪


【所在地】
福島県田村市滝根町菅谷大六89-3

【営業時間】
午前8:30～午後5:00（Cコースは午後3:30～）

【定休日】
なし（悪天候時以外）

【入館料】
・Aコース
大人　550円
小人　450円

・Bコース
大人　700円
小人　500円

・Cコース
大人、小人5名まで　4,600円（要問い合わせ）

【アクセス情報】
・電車
JR磐越東線菅谷駅　約5分

【電話番号】
0247-78-3393

関東から遠く離れたイメージが強い東北ですが、新幹線を駆使すれば2〜3時間であっという間に到着するため、日帰り電車旅も十分可能です。見慣れた街を離れるだけで、開放感で日頃のストレスは吹っ飛ぶもの。今度のお休みは電車でぶらっと東北へ、日帰り旅行してみませんか？