ロンドン・ヒースロー空港から市内へのアクセス方法

最も一般的な市内へのアクセス方法は、ヒースローエクスプレスと呼ばれる鉄道を利用する方法です。
空港のターミナルのうち、１・２・３・５のそれぞれに駅が併設されており、そこからロンドン西部のパディントン駅まで、15分ほどでアクセスが可能です。

運賃は1等車が32ポンド、2等車が22ポンドとなっており、料金は少し高め。
ただ、パディントン駅からは地下鉄やバスで市内のあらゆる場所へとアクセス可能なので、ロンドン観光をすぐに始めたい人におすすめの方法ですね。

ロンドンといえば、市内のあちこちにアクセスできる、UNDERGROUND（アンダーグラウンド）と呼ばれる地下鉄が便利。
同時に、ロンドンという街を象徴するものとして、観光客に人気の乗り物です。

ヒースロー空港について、すぐにロンドンの空気を味わいたいという人には、空港から市内まで地下鉄に乗るのがおすすめ。
ピカデリー線に乗れば、市内中心部のにぎやかなピカデリー・サーカス駅までアクセスできます。

空港から市内までは1時間弱かかってしまいますし、大きな荷物を持っての移動は大変ですが、料金は6ポンド程度と安いのが魅力です。

イギリスの長距離バスは Coach（コーチ） と呼ばれています。
鉄道や地下鉄と並んで、このコーチも空港とロンドン中心部を結ぶ移動手段として人気があります。

ヒースロー空港からナショナル・エクスプレスの運営するバスに乗れば、バッキンガム宮殿に近いヴィクトリア駅という地下鉄の駅付近のバスターミナルに到着します。

運賃は8ポンドと安く、さらには宿泊するホテルによっては、すぐ目の前までアクセスできるのが魅力ですが、道路の混雑状況によって、市内に到着する時間が読めないのが難点です。

また、空港のターミナルからバス乗り場まで少し離れているので注意が必要です。

海外に旅行に行けば、利用することが多くなるのがタクシー。
ロンドン市内はブラックキャブと呼ばれる黒色のタクシーが走っています。

運賃が高く、さらにチップまで払う必要があるのは言うまでもありませんが、逆にメリットとしては便利で安心なこと。
行き先さえ伝えれば、迷うことなくその場所まで届けてくれるので、長旅で疲れていたとしても、気にすることなく利用できますね。

以上、ロンドンの玄関口であるヒースロー空港から、ロンドン市内までのアクセス方法を紹介します。

それぞれ一長一短あるので、自分の好きな方法を選んでみてください。
海外に旅行に行った際は、その国の乗り物に乗ること自体も貴重な体験になるので、乗りたいものを選ぶというのもオススメですよ。