11月の国内旅行で行くなら？女子旅向けや宿泊日数別のおすすめ

『花貫渓谷』は、茨城県高萩市の花貫川に沿って広がる、美しい景勝地が続く渓谷です。大小織り交ざった淵や滝が連なり、シーズンを通して渓谷の自然を楽しめます。

例年、11月中旬から下旬にかけての花貫渓谷は、紅葉真っ只中の時期です。特に、渓谷に架けられた吊り橋からの眺めが美しく、左右から伸びた木々の枝により、壮大な紅葉のトンネルを鑑賞できます。

また、11月は『花貫渓谷紅葉まつり』が開催される時期でもあり、ライトアップされた紅葉を鑑賞できるほか、高萩市の特産品や農産品の販売や飲食などを楽しめます。

【所在地】
高萩市中戸川大能地区

【アクセス情報】
常磐自動車道高萩ICより約20分

福井県敦賀市にある『日本海さかな街（まち）』は、鮮魚店や水産加工店、珍味・銘菓の専門店など、70店舗以上が軒を連ねる北陸最大級の海鮮市場です。

近隣の漁港で水揚げされた新鮮な越前ガニ（ズワイガニ）を求めて、県内外から多くの人が訪れています。

福井県のカニ漁解禁日は毎年11月6日と定められているため、11月の旅行で立ち寄る場所としてもうってつけといえるでしょう。

日本海さかな街の飲食店で越前ガニに舌鼓を打つのはもちろん、北陸の名産品として旅行のお土産に購入するのもおすすめです。

【所在地】
福井県敦賀市若葉町1丁目1531番地

【アクセス情報】
北陸自動車道敦賀ICより車で7分

石川県の県庁所在地である金沢は、北陸新幹線が開通されて以来、以前にも増して人気が高まっているエリアです。

東京駅から約2時間半とアクセスが良くなったうえ、北陸新幹線の開通に伴いリニューアルされた金沢駅がアメリカの旅行雑誌に紹介されるなど、駅自体が世界に誇る観光地として人気を集めています。

駅周辺には、11月に紅葉や落葉を楽しめる『兼六園』や、隣接する『金沢21世紀美術館』、石川門で有名な『金沢城』など、加賀百万石の城下町らしい旧家庭園を中心に、見所満載のスポットが点在しています。

いずれも近くに位置しているため、駅を含めた周辺の観光は2日間もあれば十分でしょう。

また、最近注目されている伝統野菜である『加賀野菜』を使った料理が味わえるのも、金沢の魅力の一つです。

栃木県日光市の鬼怒川エリアは、江戸時代に発見され、当時は僧侶や大名のみ入ることを許されたという、由緒正しい温泉地です。

現在も温泉地としてのイメージが強い地域ですが、広大な自然と触れ合える場所でもあり、何より11月は紅葉がピークの時期でもあります。

鬼怒川温泉の周辺には緑と川を楽しめるハイキングコースがあり、4月中旬から11月下旬にかけては、鬼怒川の渓谷美を船から楽しめる『鬼怒川ライン下り』もおすすめです。

また、鬼怒川の近くの日光も、歴史的な史跡が数多く残る関東屈指の観光地として知られています。世界遺産である『日光東照宮』をはじめ、日本三名瀑『華厳の滝』、日光を代表する景勝地『中禅寺湖』なども、観光プランに盛り込むとよいでしょう。

国内外からの観光客が年間5000万人を超える京都は、数多くの伝統的な建築物や豊かな自然を備えた歴史的古都であり、また世界の最先端を行く学術都市でもあります。

清水・嵐山両エリアが京都の二大観光地として名高く、どちらも徒歩圏内に多くの観光名所や食事所があるため、1泊2日旅行でも十分に楽しめることが魅力です。

清水エリアには、京都屈指の観光スポット『清水寺』をはじめ、京都東山のシンボル『八坂の塔』や、幕末・明治維新に関する総合博物館『霊山歴史館』などがあります。

また、嵐山エリアは、景色が美しい『法輪寺』や世界遺産の『天龍寺』、真言宗大覚寺派の大本山である『大覚寺』など、歴史ある寺院仏閣や庭園が多いのが特徴です。

どちらのエリアも、紅葉の見頃は例年11月下旬頃です。1泊2日旅行の行き先に迷ったら、ハズレのない京都に足を運んでみましょう。

以前は遠いイメージが強かった北海道ですが、今では新幹線で東京駅から約4時間で函館に到着する時代となり、2泊でも十分に旅行を満喫できるエリアとなっています。

道南No.1の観光都市として知られる函館には、江戸幕府が建造した『五稜郭』や、函館ベイエリアの主要施設『金森赤レンガ倉庫』、日本初の女子修道院『トラピスチヌ修道院』など、見応えのある歴史的建造物が多く存在します。

函館には、海鮮やラーメンなどのご当地グルメも多く、函館山からの夜景も外せないでしょう。長旅の思い出作りに最適な観光スポットといえます。

また、北海道で紅葉の見頃が最も遅いといわれる『函館公園』の紅葉は、11月の前半でも見られる年あるのでおすすめです。公園内にある道内最古の洋式石橋『白川橋』の周辺が紅葉スポットとして知られるほか、日本最古の観覧車があることでも有名です。

長崎の佐世保に位置する『ハウステンボス』は、17世紀のオランダの町並みを再現したテーマパークです。東京ディズニーリゾートの約1.5倍もある敷地面積は、単独のテーマパークとしては日本最大の広さを誇ります。

レストランやお土産店、ホテルに加え、広大な花畑やショー、アトラクションなどで何日でも楽しめる、家族連れやカップルにおすすめのスポットです。

ハウステンボスでは、夏から秋にかけて幻想的なイルミネーションが灯されます。1200万球という世界最大級を誇る数の光が使われた圧巻の光景は、「夜景鑑賞士5212人が選ぶ全国イルミネーションランキング」で5年連続1位に輝くほどの素晴らしさです。

また、11月からはクリスマスイベントも加わるため、場内がより一層華やかさを増します。ハウステンボスに行くなら絶好の時期ともいえるでしょう。

2016年にG7サミットが開催されたことでも注目を浴びた『伊勢志摩』エリアは、国内にある神社の最高位『伊勢神宮』をはじめ、テーマパークや観光名所の宝庫として有名な場所です。

『志摩スペイン村』や『二見浦』、『おかげ横丁』など多数の定番スポットが存在し、名物『赤福』や伊勢海老・松阪牛など、グルメでも楽しめます。

また、伊勢志摩には『鳥羽水族館』や『伊勢シーパラダイス』、『志摩マリンランド』といった、それぞれに特色のある水族館が揃っているのも特徴です。

伊勢志摩地域は牡蠣の養殖が盛んな場所でもあり、11月はまさに牡蠣の水揚げが始まる時期でもあるため、新鮮な牡蠣を水揚げしたその場で食べられる養殖所や直売所を巡ってみるのもよいでしょう。

栃木県の『那須塩原』エリアは、都心からのアクセスが良く、避暑地としても人気の観光スポットです。

那須高原をはじめとする自然豊かなスポットが多く、塩原地方には良質な泉質で知られる温泉地も豊富に存在しています。

『千本松牧場』などの観光牧場、『那須ハイランドパーク』『SLランドミュージアム』などファミリーで楽しめる場所も多いため、移動がしやすいドライブ旅行がおすすめです。

また、那須塩原温泉郷は、那須高原と並び称される紅葉の名所でもあります。本州でも上位の規模を誇る『もみじ谷大吊橋』など、見事な紅葉が見られるスポットも多く、紅葉の見頃である11月にはドライブ中でも紅葉鑑賞を楽しめるでしょう。

兵庫県にある『東条湖おもちゃ王国』は、さまざまなおもちゃや乗り物が揃った、0歳からでも楽しめるおもちゃのテーマパークです。

入園料だけで自由に遊べる全9館のおもちゃルームがあるほか、家族向けのアトラクションが約20種類用意されています。

併設されているホテルは子連れの宿泊に力を入れており、1歳未満の赤ちゃん連れでも荷物を最小限に減らして宿泊できるプランが用意されているので安心です。

11月は周りの山々が紅葉で美しく色付き、車で少し走ると御嶽山の『播州清水寺』にも行けます。約1300年前に建築された由緒あるお寺で、兵庫県内で美しい紅葉が見られる場所としても有名です。

【所在地】
兵庫県加東市黒谷1216

【営業時間】
～7月19日まで　10:00～17:00（平日）　9:30～17:00（土日祝）
夏期（7月20日～8月31日）　9:30～17:00（平日）　9:30～17:30（土日祝）

【定休日】
毎週木曜日（7月20日～8月31日は無休）

【アクセス情報】
中国自動車道ひょうご東条ICより約10分