8月の国内旅行におすすめの場所は？地域別に厳選して紹介

まずは東日本から、8月におすすめの観光スポットをご紹介します。

青森県の奥入瀬渓流は、きれいな水と緑に囲まれたマイナスイオンスポットです。十和田八幡平国立公園の一部で、十和田湖から流れ出る唯一の河川でもあります。

渓流の全長は約14キロです。遊歩道も整備されており、多くの滝や奇岩など、手つかずの自然が織りなす独特な地形を眺めながら約4時間半のトレッキングが楽しめます。

真夏でも暑さを感じにくく、きれいな空気の中での散歩はカップルにも人気です。渓流沿いにある「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」に宿泊すると、無料の渓流散策シャトルバスを利用することもできます。

【所在地】
青森県十和田市奥瀬
（星野リゾート奥入瀬渓流ホテル）
青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231

【アクセス情報】
車・渓流の玄関口焼山まで
青森空港から約90分
八戸駅から約70分

【電話番号】
十和田湖国立公園協会：0176-75-2425
星野リゾート奥入瀬渓流ホテル：0570-073-022（9:00～20:00）

二人で旅行を楽しみたい若いカップルにおすすめなのが、静岡県の恋人岬です。岬の先端にある恋人の鐘を3回鳴らすと、恋愛が成就するのだといいます。

岬からの眺めも絶景です。富士山や駿河湾の夕焼けを見て、ロマンチックな雰囲気に浸ることもできるでしょう。売店では縁結びグッズを購入することもできます。

首都圏からも比較的近く低予算で行けるため、恋人同士の思い出づくりにも最適のスポットです。

【所在地】
静岡県伊豆市小下田3135-7

【営業時間】
午前9:00〜午後5:00（売店・事務局）

【アクセス情報】
バス：伊豆箱根鉄道 修善寺駅から東海バス 長八美術館行き 恋人岬下車すぐ
車：東名高速道路 沼津ICから約90分

【電話番号】
0558-99-0270

気温の高い夏は、夜の天体観測にも最適な季節です。長野県にある阿智村は、環境省が認定した「日本一星空の観測に適した場所」として人気を集めています。

自然豊かな阿智村は人口も少なく山に囲まれているため、星の明かりをさえぎるものがとても少ないのが特徴です。阿智村は冬に限らず空気が澄んでいるため、夏でも十分に満天の星空を眺めることができます。

自然豊かな阿智村は、星空以外にも絶景スポットや温泉に恵まれています。都会の喧騒を離れ、癒しのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

【アクセス情報】
中央自動車道 園原ＩＣ（名古屋方面のみ乗降可能）
中央自動車道 飯田山本ＩＣ

【電話番号】
阿智村役場：0265-43-2220（代表）

次は西日本。8月にベストシーズンを迎えるおすすめスポットをご紹介します。

京都府の宇治市は、平等院鳳凰堂などの世界遺産が有名な観光スポットです。特に夏のシーズンは、宇治川の鵜飼が風物詩として高い人気を集めています。

長い歴史を有する宇治川の鵜飼には、何ともいえない風情があります。夜の川面をかがり火が照らし、そこで鵜飼と鵜が伝統的な漁をする様子はどこか幻想的です。

川岸からも見学可能ですが、乗合船に乗船すると迫力ある鵜飼を間近で見物できます。京都の夏は暑いですが、夜の宇治川ではひんやりとした空気を心地よく堪能できます。

【乗船場所】
京都府立宇治公園中の島喜撰橋畔

【アクセス情報】
JR奈良線「宇治」駅・京阪宇治線「宇治」駅下車

【電話番号】
宇治市観光協会：0774-23-3334

長崎県の雲仙は、古くから避暑地・保養地として人気の温泉地です。九州なので暑いイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、雲仙は標高700mほどの高地にあるため夏でも涼を楽しめます。

8月の平均気温は北海道の札幌と同じくらいです。蝉しぐれのなかを涼しい風が吹き抜け、疲れた心身を癒すにはこの上ない環境が整っています。

雲仙の人気の景勝地は「雲仙地獄」です。まさに地獄のような湯けむりを間近で眺め、雲仙の火山活動のダイナミズムを体感できます。

【所在地】
雲仙地獄
長崎県雲仙市小浜町雲仙320

【アクセス】
バス・JR諫早駅から約80分

【電話番号】
雲仙温泉観光協会：0957-73-3434

鹿児島県の与論島の沖合には、限られたときにしか出現しない幻のビーチ・百合ヶ浜があります。春から夏がチャンスで、その中でも中潮から大潮、さらにはその干潮時の2時間だけ見ることができるのです。

百合ヶ浜は、エメラルドグリーンの海がきれいな大金区海岸から約1.5km離れた沖合にあります。限られた時間にしか行けないという特別感と、四方をきれいな海に囲まれた絶景は、一生忘れることのできない思い出となることでしょう。

百合ヶ浜の出現スケジュールは、ヨロン島観光協会のホームページでもチェックできます。

【所在地】
鹿児島県大島郡与論町大字古里

【アクセス情報】
与論空港からタクシーで約20分
百合ヶ浜へは大金久海岸からボート

【電話番号】
ヨロン島観光協会：0997-97-5151

最後は北海道・沖縄の8月の観光スポットをご紹介します。予算と時間があれば、思い切って足をのばしてみてはいかがですか？

北海道の美瑛町にある四季彩の丘は、美しい花々のグラデーションが楽しめる景勝地です。特に8月は、マリーゴールドやひまわり、コキア、ダリアなど、多種多様な花々が丘一面に咲き誇ります。

北の大地と人の営みが結びついて生まれた「パッチワークの丘」は、まるで絵画の世界に飛び込んだかのような感動を与えてくれることでしょう。長期休暇には心の底からリフレッシュしたい！という方にはもってこいのスポットです。

現地で見られる花の種類や花ごよみは、四季彩の丘ホームページでもチェックできます。

【所在地】
北海道上川郡美瑛町新星第三

【営業時間】
8：30～18：00（6～9月）

【料金】
入園無料（花畑の維持管理費用として一人あたり「200円」相当の募金をお願いしています。）

【アクセス情報】
JR富良野線 美馬牛駅から徒歩約25分
JR富良野線 美瑛駅から車で約12分

【電話番号】
0166-95-2758

沖縄本島の恩納村にある真栄田岬には、ダイビングスポットとして人気の「青の洞窟」があります。海水の浸食によってできたこの洞窟は、海面が太陽光を反射して青く輝くことで有名です。

ダイビングのライセンスを持っていない人でも、シュノーケリングや体験ダイビングを楽しむことができるので安心してください。

青の洞窟の幻想的な景色を楽しみたいのならば、特に午前中がおすすめのようです。朝日を反射して青く光る水中の眺めを、ぜひ一度味わってみませんか？

【所在地】
青の洞窟
沖縄県国頭郡恩納村真栄田469-1 付近

【アクセス情報】
車・那覇市内から約1時間
那覇空港から約1時間半

お盆休みなど連休をつくりやすい8月は、国内旅行にもってこいの季節です。
海や山だけではなく夏を満喫できるスポットはたくさんあります。
大切な人と一緒に日常を離れてみて、心の底から夏の自然を満喫しんでみませんか？