夏の北海道ならここ！夏休みの旅行で行っておきたいおすすめ観光スポット10選

北海道の観光地といえば富良野、富良野といえばラベンダー。そんなイメージのある富良野のラベンダー畑は訪れないわけにはいかないでしょう。ラベンターが綺麗な紫の花を咲かせるのは7月から8月、そう夏休みの季節なんです。

ファーム富田は、今や富良野でのラベンター観光の代名詞といえる存在の農園。紫の綺麗なラベンダーの絨毯だけでなく、色とりどりの花が見せるカラフルな景色が魅力です。また、かなり広い敷地を誇っているため、人でごった返すことも少なく、花畑をバックに綺麗な写真が撮りやすいです。

のんびりとした景色が広がる美瑛町は、北海道のほぼ真ん中に位置する小さな町。まさにこれぞ北海道といえる自然豊かで広大な景色が広がるので、町全体が見所といった感じになっています。

パッチワークの路や四季彩の丘といった、北海道ならではの広さに感動できるスポットがたくさんあり、観光名所として名前がついていなくとも、広い丘にポツンと高い木が立っていたりする風景はとても絵になります。ぜひ、レンタカーやレンタサイクルなどで、町をくまなく探索することをオススメします。

日本に動物園の新しい形を提供したのが、北海道の旭山動物園。一番の魅力は動物との距離が近いということです。アザラシが通り抜けるトンネルや、飛ぶように泳ぐペンギンを下から見上げることのできる水槽など、とにかく動物の見せ方が上手で、それぞれの動物の新しい魅力に出会うことができるのです。

旭山動物園は、夏と冬の２つの季節に分けて開園しており、それぞれの季節で違った楽しみ方ができますが、暖かい中をゆっくりと見て回れるのは、夏の醍醐味でしょう。

長い期間の旅行が楽しめる夏休みの北海道旅行では、本土から離れて離島を訪れることもお勧めです。離島の中でも一番オススメしたいのは、北海道の北端に位置する礼文島です。

礼文島の魅力は、何と言ってもそこでしか味わえない大自然です。別名を「花の浮島」と呼ばれる礼文島には、夏になるとたくさんの可愛らしい花が咲き乱れますし、桃台猫台展望台や澄海岬など、海と山が織りなす壮大なスケールの自然は、礼文島でしか味わえない絶景です。

「１００万ドルの夜景」があまりにも有名な函館は、やはりその夜景を堪能するために訪れるべき観光スポットでしょう。ナポリ、香港と並んで、世界三大夜景に選ばれているその夜景は、日本に住むものとして見ないわけにはいかないでしょう。

また、港町として知られ、水揚げされたばかりの新鮮な海の幸をリーズナブルな値段で食べられるのも、函館という街の魅力です。今年の春に北海道新幹線が開通したので関東地方や東北地方からのアクセスも容易になっているのもオススメポイントです。

スキーリゾートとして有名なトマムですが、夏休みに訪れると、一味違った体験ができます。それは、大自然が生み出す絶景、雲海です。

星野リゾート トマムの敷地内から運行しているゴンドラに乗って、13分ほどで到着する雲海テラスでは、日高山脈を超えてトマムの地に流れてくる雲海を見ることができます。この雲海を見ることができるのは、夏の朝だけ。一度見ただけでも、一生の思い出に残る景色を目に焼き付けるために、ぜひともトマムリゾートに宿泊し、自然の神秘を味わってほしいと思います。

北海道の東の端に位置する知床には、手付かずの大自然がたくさん残されています。その自然の豊かさから、北海道の中では唯一の世界遺産に登録されているほどです。

知床はかなりの広さを誇りますが、観光するには、知床八景と呼ばれる８つの名勝を基準にすれば良いでしょう。山や滝、湖など、いずれもスケールの大きな絶景が広がるスポットです。また、野生生物の宝庫で、探索中にキツネやオオワシ、時にはクマの姿を見かけることもできるでしょう。都会では絶対に味わえない大自然を満喫するなら、夏の知床で決まりです。

オンネトーはアイヌ語で「年老いた湖」という意味の言葉。阿寒国立公園の中にある神秘的な湖で、見る時間や季節によって湖面の色が変化するため、別名「五色沼」と呼ばれています。

昼になると風が出てきて湖面に波が立つので、美しい湖面をじっくり眺めるなら朝に訪れるのがおすすめ。山々を映した青緑色の水面も美しいですし、霧がかかった姿も幻想的で趣があります。

湖畔の遊歩道を歩いたり、オンネトー展望デッキから見下ろすのも清々しくて気持ちがいいですよ。

洞爺湖は火山活動で出来たカルデラ湖。日本で9番目の大きさを誇る雄大さが魅力です。

周りを昭和新山や有珠山などの山々に囲まれていて、見渡す限りの絶景は北海道三大景観にも選ばれるほど。のんびりと眺めるだけで心が癒されます。

遊覧船やボートに乗って豊かな自然を間近から眺めるもよし、有珠山ロープウェイに乗って展望台から大パノラマの絶景を眺めるもよし。湖の南西には温泉街があり、人気のリゾートホテルがたくさん集まっているので、ゆっくり滞在するのもおすすめです。

小樽運河はノスタルジックな雰囲気が魅力のスポット。小樽は貿易港として栄えた街で、運河は大正12年に完成しました。

今では運河の両脇に立ち並ぶレンガ造りの建物がおしゃれなレストランや雑貨屋さんになっていて、それらを観て回るのが定番の楽しみ方です。

ガス灯に灯りがともる夕方から夜の風景が一番の見どころ。ロマンチックな雰囲気に酔いしれてみてください。また、新鮮な魚介類を使った朝食も魅力なので、ぜひ宿泊して夜も朝も楽しんでくださいね。

面積が広い北海道は、見所がたくさん！ただ、その見所を一度に全て見て回ろうと考えるよりも、名所にスポットライトを当てて、ディープに観光することをおすすめします。今年の夏休みの旅行先はぜひ北海道へ！