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2019年7月18日 更新
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マルタ島旅行へGO!おすすめの時期や費用やスポットを徹底調査

日常生活を忘れてバカンスを楽しみたいときは、マルタ島がおすすめです。ポカポカとした陽気の中で美しい海を眺めれば、心が元気になっていくでしょう。マルタ島旅行におすすめの時期や人気の観光スポットなどを紹介します。

この度2024年1月1日に発生した能登半島地震により、被害状況によっては営業されていない場合がございます。

マルタ島とは?

マルタ島は、イタリアのシチリア島の真下に位置する小さな島で、島国である『マルタ共和国』の中では最も大きく、首都バレッタも置かれています。ヨーロッパ諸国に住む人々にリゾート地として人気が高いことから『地中海の宝石』とも呼ばれています。

日本ではまだそれほど有名ではありませんが、はたしてマルタ島とはどのような場所なのでしょうか?

東京23区の半分ほどの島

首都バレッタ

マルタ島は、東京23区の3分の1ほどの面積からなる小さな島です。世界地図を広げても、目を凝らして注意深く探さないと見過ごしてしまうでしょう。

そんなごく小さなマルタ島ですが、海も街並みも色鮮やかで美しく、温暖な気候で過ごしやすいことから、ヨーロッパ中からリゾート客が大勢訪れます。小さくても魅力たっぷりの島なのです。

治安もよく安心して過ごせる

マルタ島は全体的に治安が良く、ヨーロッパ諸国の中でも指折りの犯罪発生率の低さを誇っています。そのため、治安の悪さから事件やトラブルに巻き込まれるのが不安な人でも、マルタ島旅行は安心して楽しめるでしょう。

ただし、気を抜きすぎるとスリや置き引きなどの盗難被害に遭う可能性もあるので、貴重品の管理には気をつけたいところです。財布には最低限の現金を入れて小銭は別にして持ち歩いたり、貴重品は肌身離さず身に付けるなどの工夫をすると安心ですね。

また、売春やドラッグが問題となっている『アルバートタウン』や、クラブやバーが多い『パーチャビル』など、トラブルに遭いやすいエリアは避けて観光するのがおすすめです。

日本からの行き方は?

日本からマルタ島への直行便はないため、途中で飛行機を乗り継ぐ必要があります。日本からヨーロッパの主要空港までかかる時間は、約12~13時間です。

そこからイギリスのロンドンであれば約3時間半、フランスのパリからであれば約3時間、イタリアのローマからは約1時間半でマルタ島に到着します。

便によっては、ほぼ丸一日を移動に費やせば日本を発った同日にマルタ国際空港へ着くこともできます。

マルタ島の気候と服装

基本的には温暖で1年を通して雨が少ないマルタ島ですが、時期によっては防寒対策が必要な場合もあります。快適なバカンスを過ごすためにも、マルタ島の気候とそれに適した服装をチェックしておきましょう。

GWから9月頃まで

マルタ島は夏に乾燥し、冬が温暖湿潤な地中海性気候のため、日本と比べると1年を通して雨が少なく、暖かいです。

5月から9月頃まではサマータイムと呼ばれる時期で、平均気温は約23℃と過ごしやすいですが、7~8月は最高気温が31℃を超える日も多く、暑くなります。

ただし、マルタ島の夏は雨が少ないため、気温は高くてもじめじめとした不快感はそれほどありません。その代わり日差しが強いので、サングラスや帽子、日焼け止めクリームを使用するなど、紫外線対策は徹底しましょう。

サマータイムは海の美しさを堪能したり街の賑やかな雰囲気を味わうのにぴったりの時期なので、バカンス気分を満喫したい人にはおすすめです。

オフシーズンは

10~3月にかけては気温が落ち着き、雨期に入るため日差しも陰ることが多くなります。特に11~2月は天候が崩れやすく、朝晩は冷え込むため、防寒具の用意が必要です。

オフシーズンはサマータイムに比べて暖かな陽気は失われますが、ギラギラと照りつける太陽が和らぐ分、観光地めぐりにはむしろぴったりな季節ともいえます。

また、冬は朝晩の冷え込みが厳しいため寒がりな人にはつらい時期ではありますが、クリスマスシーズンになるとローマンカトリックの温かみのある飾りつけが街を彩るさまが見られます。

季節ごとの服装をチェック

ブルーグロット

3~5月の春は長袖の上から上着をはおるとちょうど良いですが、6~9月にかけては半袖でも過ごしやすい季節になります。

ただし夏季でも、日差し対策や空調の利いた建物内で過ごすことも考えて、薄手の長袖があると安心です。10月以降は再び上着の出番が増えますが、徹底した防寒対策が必要なのは1~2月頃に留まるでしょう。

基本的には温暖なマルタ島ですが、季節によって服装を調節して出かけるとより過ごしやすくなりますよ。

マルタ島旅行の費用の相場

海外旅行を検討するうえで避けては通れないのが、費用のやりくりです。ヨーロッパ方面への旅行は特に割高なイメージをもつ人も多いでしょうが、実はマルタ島の場合は、工夫しだいで旅行費用を安く抑えることができます。

マルタ島旅行にかかる費用の相場を見ていきましょう。

大半は航空費と宿泊費

マルタ島旅行にかかる費用の大部分は、航空費と宿泊費です。サマータイムはリゾートに訪れる人が増えるため飛行機の値段も大幅に上がりますが、オフシーズンや航空会社がセールを行っている期間は比較的安価で済むでしょう。

マルタ行きの航空券の相場は、サマータイムであれば約15万円弱です。航空会社にもよりますが、8月や年末年始は特に割高な場合が多いので注意しましょう。

また、宿泊費に関しては、日本と比べるとマルタ島はリーズナブルです。首都バレッタであれば一室約6500円ほどから宿泊が可能で、都市の中心部から離れれば一室約4000円ほどで泊まれるホテルもあります。

オフシーズンを狙えばお得に

秋から冬、また春先などのオフシーズンは、航空費も宿泊費もリーズナブルに抑えられます。特に8月や年末年始と比較すると、オフシーズンの場合は約5万円前後も航空費が安くなるので狙い目です。

宿泊費に関しては、時期はもちろんホテルの混み具合にもよるため一概には言えませんが、サマータイムには値段が跳ね上がるような『5つ星ホテル』でもオフシーズンになると挑戦しやすい値段に落ち着きます。

全体的な費用を抑えたい場合は、オフシーズンに旅行をするのがおすすめですよ。

ヨーロッパの中でも物価が安い

マルタ島は、ヨーロッパの中でも物価が安いことで知られています。特に食材やお酒はリーズナブルに上質なものが手に入るため、市場を覗いてみると掘り出し物が見つかることもありますよ。

カフェによってはコーヒーが1杯120円程度のところがあったり、安価なレストランであれば700円前後でパスタを食べられたりする場合もあります。

ただし、マルタ島では海水を処理して淡水にしているため水道水に独特の癖があることから、飲み水は買う人がほとんどです。携帯用の水はもちろん、レストランによっては水にお金がかかることもあるので、注意しましょう。

マルタ島での過ごし方

マルタ島は、サマーシーズンとオフシーズンとで気候が変化するため、時期に合った過ごし方をするのが大切です。それぞれのシーズンごとにおすすめの過ごし方を紹介します。

サマーシーズンの過ごし方

夏は海が青々として美しく、マリンスポーツやオープンテラスでの食事を満喫するのにぴったりなシーズンです。また暑いからこそ、ひんやりとしたジェラートを美味しく味わうのも良いでしょう。

ただし、マルタ島には日差しを遮る高い建物がそれほどないため、日向で過ごす時間が多くなりがちです。

そのため体感温度が上がって余計に暑く感じたり、気を抜くと脱水気味になったりすることもあるので、意識的にクールダウンの時間を設けましょう。

また、日本と同様サマーシーズンには蚊も多く発生します。そのため、夏にマルタ島を訪れる際には虫刺され用のかゆみ止め薬を持参するのがおすすめです。

オフシーズンの過ごし方

強い日差しが和らぐ秋や春などは、海以外の観光地をめぐるのにもってこいの季節です。気温も下がって過ごしやすくなるため、のんびりと街を散策するのも良いでしょう。

冬になると寒さを感じるほどにまで気温が下がるため、ビーチでのバカンスや屋外でのアクティビティには不向きです。

ただし、クリスマスや年末年始などのイベント時には街が飾り付けられ、賑やかな雰囲気になるため、防寒対策をして外出してみてはいかがでしょうか。

マルタ島のおすすめ観光スポット

せっかくマルタ島へ行くのなら、定番の観光スポットにも足を運んでみたいですよね。そこで、マルタ島を訪れたら一度は行きたい、人気の観光地を紹介しましょう。

有名な教会 聖ヨハネ大聖堂

バレッタ市内にある『聖ヨハネ大聖堂』は、かつてオスマン帝国の攻撃を退けた聖ヨハネス騎士団の功績と富によって建設された、豪華絢爛な建築物の1つです。

黄金や銀、大理石をふんだんに使った贅沢な装飾の数々はもちろん、イタリア人画家カラバッジョによる『洗礼者ヨハネの斬首』といった美術品など、とにかく貴重で美しいものであふれています。

礼拝堂の地下には歴代の騎士団長の棺がおさめられており、豪奢な美しさの中にも荘厳な雰囲気が漂っています。

日曜マーケットが楽しめる マルサシュロック

『マルサシュロック』は、マルタ島最大の漁村町です。湾内には色とりどりの漁船が浮かび、港町らしい賑やかな光景が広がっています。

町自体は小さいもののシーフード料理を目当てに立ち寄る人も多く、日曜日には魚や香辛料、衣料品、土産物などを売るサンデーマーケットが立ち上がり、海沿い一帯が活気づいた雰囲気になります。

地元のマーケットに興味がある人や、レストランで美味しいシーフード料理を味わいたい人におすすめのお出かけスポットです。

映画の撮影地 ポパイビレッジ

『ポパイビレッジ』は、1980年に公開されたロビン・ウィリアムズ主演の映画『ポパイ』の撮影地となったセットをメンテナンスして、テーマパークとして公開しているエリアです。

パステルカラーの家々や独特なカーブの屋根がポップで可愛らしい雰囲気を醸し出しており、歩いているとおとぎの国に迷い込んだような気分が味わえます。

園内にはポパイの登場人物に扮したキャストがいたり、ショーを観られたりなど、エンターテインメントがいっぱいです。どの建物や風景も絵になるので、たくさん記念写真を撮りたい人にもおすすめですよ。

まとめ

物価が安く治安も良いマルタ島は、リーズナブルにヨーロッパ旅行に行きたい人にぴったりのリゾート地です。

美しい海や陽気なバカンス気分を満喫したい場合は夏に、のんびりと観光地めぐりや散策を楽しみたい場合はオフシーズンに訪れると良いでしょう。

豪華絢爛な聖ヨハネ大聖堂や可愛らしい街並みが楽しめるポパイビレッジなど、見どころもたくさんあります。遊びと癒しが満載のマルタ島で、素敵なひと時を過ごしてくださいね。

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