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"鉄道フォーラム"代表の伊藤博康氏による鉄道コラム。
毎回幅広いテーマの中から、「乗ってみたい」「知って良かった」「へぇ~」な汽車旅関連の話題をご紹介します。お楽しみに!
毎回幅広いテーマの中から、「乗ってみたい」「知って良かった」「へぇ~」な汽車旅関連の話題をご紹介します。お楽しみに!
新刊「鉄道名所の事典」のみどころ [No.H017]
私事で恐縮ですが、今月、「鉄道名所の事典」という本を東京堂出版から発刊致しました。
「事典」としていますが、単なる事典では面白くなかろうと、日本全国から100の名所をピックアップして写真付きで紹介しています。
そのうえで、巻末に付録として鉄道関連の文化財一覧を載せました。
この本を企画するにあたり、名所とはなにか、どこまでを取りあげるかと考えました。この「名所の定義」って実に難しいものです。
例えば、鉄道の最高地点だとか最低地点といった数字で表せるものは良いのですが、「珍しい」というような抽象的なテーマにすると、いきなりあれもこれもと出てきてしまいます。そのうちのどれを取りあげてどれをあきらめるのか、考え始めると夜も寝られない…ということはありませんでしたが(笑)、あちら立てればこちら立たずということは随分とありました。そんな試行錯誤のうえで、100に絞ったのがこの書の本文です。
この100の名所は、大きく次の5つに分けられました。
1 景色
2 ユニーク
3 施設
4 懐古
5 日本一 世界初 日本初 日本唯一
このうち「5 日本一 世界初 日本初 日本唯一」は、最高地点・最低地点・東西南北の端、最長・最短にはじまり、当コラム10月12日付で取りあげた旧新橋停車場なども含めています。
一方、悩んだ1〜4は、種々の角度から訪れたい先を取りあげています。そのことについて、同書の帯には次のように記してあります。
------------------------------------------------------------------------------
鉄道ファンなら気になる「名所」
「日本三大車窓」「渡らずの鉄橋」「直線距離日本一」「ストーブ列車」「温泉駅」「第三セクターの食堂車」等々
目を見張るほどの感動する車窓、ここにしかない珍車両や駅施設。
鉄道ファンの人も、そうでない人も、ちょっと興味がある人も、知っておきたい、体験したい、驚愕・感動の「鉄道名所」百選。
------------------------------------------------------------------------------
取りあげた100の名所の多くは、ここをご覧の方であればご存知のことと思います。でも、100の全てを知ってる! という方は多くないでしょう。どれだけ知っているかを確認する意味でも、一度、書店で手に持っていただければ幸いです。
巻末の付録で取りあげた文化財は、次の通りです。
・重要文化財、史跡、登録記念物、登録有形文化財
・鉄道記念、準鉄道記念物
・経済産業省認定 近代化産業遺産
・土木学会選奨 土木遺産
・日本機械学会認定 機械遺産
これら一覧にあるものは、鉄道名所の一種として訪れる価値があるところと思います。一部、非公開のものや、毎年期日を限って公開されるものもありますので、全てを見て回るのは難しいでしょう。でも、公開されているものだけでも随分とあります。各地に行く機会があれば、そのついでに見に行くというのも良いのではないでしょうか。
このほか、各章の間に次のコラムも載せています。
コラム1 全国のもぐら駅
コラム2 スイッチバック駅
コラム3 全国登山鉄道‰(パーミル)会
コラム4 各種文化財指定について
本書をもとに、鉄道名所を訪ねる旅にでかける方が増えることを期待しています。
全国の鉄道コーナーがある有名書店に置かれていますので、どうぞご笑覧下さい。
掲載日:2012年12月14日
「事典」としていますが、単なる事典では面白くなかろうと、日本全国から100の名所をピックアップして写真付きで紹介しています。
そのうえで、巻末に付録として鉄道関連の文化財一覧を載せました。
この本を企画するにあたり、名所とはなにか、どこまでを取りあげるかと考えました。この「名所の定義」って実に難しいものです。
例えば、鉄道の最高地点だとか最低地点といった数字で表せるものは良いのですが、「珍しい」というような抽象的なテーマにすると、いきなりあれもこれもと出てきてしまいます。そのうちのどれを取りあげてどれをあきらめるのか、考え始めると夜も寝られない…ということはありませんでしたが(笑)、あちら立てればこちら立たずということは随分とありました。そんな試行錯誤のうえで、100に絞ったのがこの書の本文です。
この100の名所は、大きく次の5つに分けられました。
1 景色
2 ユニーク
3 施設
4 懐古
5 日本一 世界初 日本初 日本唯一
このうち「5 日本一 世界初 日本初 日本唯一」は、最高地点・最低地点・東西南北の端、最長・最短にはじまり、当コラム10月12日付で取りあげた旧新橋停車場なども含めています。
一方、悩んだ1〜4は、種々の角度から訪れたい先を取りあげています。そのことについて、同書の帯には次のように記してあります。
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鉄道ファンなら気になる「名所」
「日本三大車窓」「渡らずの鉄橋」「直線距離日本一」「ストーブ列車」「温泉駅」「第三セクターの食堂車」等々
目を見張るほどの感動する車窓、ここにしかない珍車両や駅施設。
鉄道ファンの人も、そうでない人も、ちょっと興味がある人も、知っておきたい、体験したい、驚愕・感動の「鉄道名所」百選。
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取りあげた100の名所の多くは、ここをご覧の方であればご存知のことと思います。でも、100の全てを知ってる! という方は多くないでしょう。どれだけ知っているかを確認する意味でも、一度、書店で手に持っていただければ幸いです。
巻末の付録で取りあげた文化財は、次の通りです。
・重要文化財、史跡、登録記念物、登録有形文化財
・鉄道記念、準鉄道記念物
・経済産業省認定 近代化産業遺産
・土木学会選奨 土木遺産
・日本機械学会認定 機械遺産
これら一覧にあるものは、鉄道名所の一種として訪れる価値があるところと思います。一部、非公開のものや、毎年期日を限って公開されるものもありますので、全てを見て回るのは難しいでしょう。でも、公開されているものだけでも随分とあります。各地に行く機会があれば、そのついでに見に行くというのも良いのではないでしょうか。
このほか、各章の間に次のコラムも載せています。
コラム1 全国のもぐら駅
コラム2 スイッチバック駅
コラム3 全国登山鉄道‰(パーミル)会
コラム4 各種文化財指定について
本書をもとに、鉄道名所を訪ねる旅にでかける方が増えることを期待しています。
全国の鉄道コーナーがある有名書店に置かれていますので、どうぞご笑覧下さい。
●同書の概要 | |
書名 | : 鉄道名所の事典 |
著者 | : 伊藤博康(鉄道フォーラム) |
発行日 | : 2012年12月30日 初版発行 |
定価 | : 1,600円+税 |
図書符号 | : ISBN978-4-490-10829-3 C0565 |
発行所 | : 株式会社東京堂出版http://www.tokyodoshuppan.com/ |
掲載日:2012年12月14日
●伊藤 博康(いとう ひろやす)
(有)鉄道フォーラム代表。愛知県犬山市生まれ。パソコン通信NIFTY-Serve草創期から鉄道フォーラムに関わり、1992年から運営責任者。(有)鉄道フォーラムを設立後、独自サーバでサービスを継続中。著書に「日本の “珍々”踏切」(東邦出版)「鉄道ファンのためのトレインビューホテル」「鉄道名所の事典」(東京堂出版)がある。現在、中日新聞社「達人に訊け」でもコラムを連載中。
(有)鉄道フォーラム代表。愛知県犬山市生まれ。パソコン通信NIFTY-Serve草創期から鉄道フォーラムに関わり、1992年から運営責任者。(有)鉄道フォーラムを設立後、独自サーバでサービスを継続中。著書に「日本の “珍々”踏切」(東邦出版)「鉄道ファンのためのトレインビューホテル」「鉄道名所の事典」(東京堂出版)がある。現在、中日新聞社「達人に訊け」でもコラムを連載中。
背景は、北海道の釧路湿原を走る
釧網本線の気動車です。