日本の秋を大満喫！日本全国おすすめの紅葉絶景スポット15選

北海道のおすすめ紅葉スポット、大雪山です。北海道の中で有数の紅葉スポットとして知られるだけでなく、日本で一番早く葉っぱが色づく場所として、全国的に有名な場所になります。

大雪山は幾つかの山が集まってなっていますが、その中でも一番の紅葉スポットとして知られるのが、旭岳です。

ロープウェイで気軽にアクセス可能で、トレッキングをしながら紅葉が楽しめます。広葉樹の赤や黄色と、針葉樹の緑とのコントラストがとても綺麗です。

青森県の城ケ倉大橋は、赤や黄色に色づいた山々を360度の大パノラマで楽しめる絶景紅葉スポット。美しいアーチ橋と自然が調和した、この場所ならではの景色が堪能できます。

橋の両側には駐車スペースが用意されているので、橋の上からゆっくりと絶景を眺めることが可能。眼下に広がる渓谷や、八甲田山の遠くの方まで奥行きのある紅葉が魅力的です。

特に夕日に照らされてあたり一面がオレンジに輝く時間帯に訪れれば、言葉を失うほどの感動が待っていますよ。

続いて、東北地方の紅葉の名所としてオススメなのが、福島県の磐梯吾妻スカイラインです。

見頃には、全長、約30キロにわたって続く道路沿いが真っ赤に染まり、他の地域では見られないような景色を堪能できます。

特に、作家の井上靖が選んだ「吾妻八景」からの景色は、どれも圧巻です。

また付近には、温泉も多いので、紅葉と温泉をセットで楽しめるのも魅力です。バスを使えば、公共交通機関でもアクセス可能です。

関東近郊の紅葉の名所としておすすめなのは、千葉県の松戸市にある本土寺です。境内には、約1500本もの紅葉の木があり、それが一斉に色づく景色は、訪れるものを感動させます。

また、自然の中でみる紅葉とは異なり、五重塔や仁王門など、様々な趣ある建造物と一緒に見ることのできる紅葉も、とても芸術的で素晴らしいです。

豊かな自然が残された環境で、美しい紅葉を楽しめるのが栃木県の大芦渓谷。例年、11月初旬から中旬に見頃を迎えます。

渓谷には澄んだ清流が流れていて、エメラルドグリーンに輝く水面とまばらに色づいた木々とのコントラストが辺り一面に。また、白井平橋の近くにある「大もみじ」は、毎年たくさんの写真家たちが集まる有名スポットです。

アクセスする道路には狭い箇所もあるので注意が必要ですが、都会では決して味わえない自然の美しさを堪能できるスポットですよ。

甲信越地方を代表する紅葉の名所としておすすめなのが、山梨県の大月市にある名称、猿橋付近の紅葉です。

日本三大奇橋して知られるこの橋は、非常に変わった形をしており、川にかかる景色自体が非常に趣のあるものとなっていますが、橋がかかる両岸の木々が色づく紅葉の季節は、特に美しい景色を楽しめます。

少し離れた位置から猿橋を見上げるもよし、橋の上からの深い峡谷の景色を楽しむも良し、いろんな画を楽しめるのが魅力です。

岐阜県にある曽木公園は、飛騨・美濃紅葉33選にも選ばれた人気の紅葉スポット。

毎年見頃を迎える11月初旬から中旬にはライトアップが行われ、公園の池に映る「逆さ紅葉」が幻想的な美しさを見せてくれます。可能なら、ぜひとも夜に訪れたい場所ですね。

ライトアップ期間中は公園内に出店も出るので、恋人とのデートや家族でのお出かけにもぴったり。近くには日帰り温泉を楽しめる施設「バーデンパークSOGI」もあるので、ぜひセットで訪れてみてください。

中部地方の紅葉のおすすめスポットは、愛知県の豊田市にある香嵐渓です。

ここは愛知高原国定公園の一角にある渓谷で、一年を通して四季折々の景色が楽しめるスポットですが、一番有名なのは紅葉の季節で、毎年多くの観光客が訪れます。

魅力はなんといっても、渓谷を流れる巴川の水面に映る紅葉。
晴れた日には、空の青と、木々の赤や黄色とのコントラストが非常に美しいです。

北陸地方の紅葉のおすすめスポットとして紹介するのは、福井県の九頭竜湖です。

この地域は、昼と夜との寒暖差が激しい地域として知られ、そのおかげで他の地域よりも色鮮やかに紅葉するのが魅力です。

また、大きな湖には、雄大な姿をした箱ヶ瀬橋がかかっており、紅葉した木々と水面、そして箱ヶ瀬橋という構図の景色は、とても絵になる絶景です。

関西の紅葉の名所としておすすめなのは、観光地として知られる奈良の奈良公園です。広大な敷地にたくさんの紅葉の木があり、広い範囲で紅葉狩りを楽しめます。

また、近くには東大寺や春日大社、興福寺といった歴史的な史跡がたくさんあり、観光とともに紅葉を楽しめるのが魅力。可愛らしい鹿が、真っ赤な木々に溶け込む様子も、この場所ならではの光景です。

兵庫県にある最上山公園は、通称「もみじ山」と呼ばれる関西を代表する紅葉スポット。公園となっている山全体が一気に赤く染まるので、広範囲に渡って紅葉を楽しめるんです。

公園内にはゆっくりと散策できる遊歩道が整備されていて、両側からカエデの木が伸びて紅葉のトンネルができます。地面に落ちた色とりどりの葉っぱも含めて、美しい光景に包まれるような体験ができますよ。

公園内を包む燃えるような赤はとってもフォトジェニックなので、写真が好きな人には特におすすめしたい紅葉スポットです。

中国地方の紅葉の名所としておすすめなのが、公園の名前に「紅葉」の名前がついている、宮島の紅葉谷公園です。

上で紹介した奈良公園と同じく、宮島にも鹿がいるので、鹿と紅葉が一緒になった秋らしい風景が楽しめます。

また、宮島では、海の中に鳥居が浮かぶ厳島神社も観光できますし、宮島ロープウェーにのって、高い位置から瀬戸内海の眺望を眺めるのもいいでしょう。

四国の紅葉の名所としておすすめしたいのが、「こんぴらさん」の相性で親しまれている、香川県の金刀比羅宮です。

金刀比羅宮といえば、御本宮までに785段、奥社までは1368段もの階段が続くことで有名ですが、紅葉の名所としても知られています。

一生懸命に階段を登ったあとで出迎えてくれる綺麗な景色は、格別な思い出になるでしょう。

九州の紅葉の名所としておすすめなのが、佐賀県の大興善寺です。「つつじ寺」の愛称で知られるつつじの名所ですが、同時に紅葉の名所でもあり、期間中は夜間にライトアップが行われて、多くの人が訪れます。

本堂は茅葺屋根となっており、紅葉と茅葺屋根が調和する景色は、他の地域ではなかなか見ることができない光景で、とても趣があります。

熊本県の蘇陽峡は、両側を200メートル近い崖に挟まれたU字谷。その地形から「九州のグランドキャニオン」と呼ばれており、毎年10月下旬～11月上旬に紅葉の見頃を迎えます。

長崎鼻展望台から渓谷を一望することが可能。赤や黄色にまばらに色づいた山々やその間を流れる白い川筋、さらに遠くに広がる阿蘇の山並みが織りなす光景は、しばらくじっと見ていたいほどの絶景です。

また、渓谷ではカヌーを楽しむことも可能。水面にのんびりと浮かんで、両側に広がる紅葉を眺めるのは素敵な体験ですよ。

秋になれば、日本全国で紅葉が始まります。住んでいる近くの名所に足を運んで紅葉を愛でるのはもちろん、紅葉を見に行くことを目的にして、日本各地を旅行するのもおすすめです。