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まだ、見たことのない日本へ。
作られたものがない、ありのままの自然を感じに行きませんか?
変化に富んだ景観を誇る日本最北の国立公園。『花の浮島』と呼ばれる礼文島や利尻富士、貴重な植物や珍しい景観を美しい海と。
火山や流氷による険しく雄大な景観、ヒグマやシャチ、絶滅危惧種も多く生息する雄大な自然。世界自然遺産にも登録されています。
亜寒帯性の針葉樹林を中心とする天然林に被われ、原始的な姿阿寒・屈斜路・摩周の3つの貴重なカルデラ地形が織り成す広大な景観
亜寒帯性の針葉樹林を中心とする天然林に被われた原始的な公園。阿寒・屈斜路・摩周の3つの貴重なカルデラ地形が広大な景観が見ものです。
『カムイミンタラ—神々の遊ぶ庭』と称される美しい景観。見事な森林景観と希少な高山植物による華麗なお花畑と大雪山にしか生存しない「遺存種」と呼ばれる動物達
多種多様な温泉や地獄現象などの火山活動が見られ、まさに『生きた火山の博物館』。北限の不凍湖・支笏湖。世界的に貴重な地質遺産の洞爺湖有珠山ジオパークなど
神秘的な美しさを誇る十和田湖、やさしく清らかな奥入瀬渓流、樹氷で有名な八甲田山。四季を通じて変化に富んだ景観が楽しめます。
東日本大震災により被災した三陸地域の復興に貢献するため平成25年5月に創設。多様な海岸植物や豪壮な大断崖、優美なリアス海岸が続きます。
出羽三山、朝日連峰、飯豊連峰、吾妻連峰、磐梯山、猪苗代湖までの広大な範囲に及び、陸域では我が国で2番目に大きな国立公園です。
昭和9年12月4日に創設された我が国最初の国立公園の一つ。北関東最高峰の白根山、名峰男体山、活火山である那須岳などからなる。山岳世界遺産の神社仏閣や、数々の歴史的建造物と自然景観との見事な融合。
本州最大の高層湿原である尾瀬ヶ原、噴火によってできた尾瀬沼、これらを取り囲む至仏山、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳、田代山、帝釈山などの山々が織りなす美しい風景が特徴。日本の「自然保護の原点」。
首都圏に最も近く、北奥仙丈岳、金峰山、甲武信ヶ岳、雲取山など標高2,000m級の高峰が連なる奥秩父山塊、その周辺の大菩薩嶺、両神山、御岳昇仙峡、奥多摩などを含む、山岳と渓流が特徴的な公園
日本列島から約1,000km南に位置する亜熱帯の島々からなり、独自の進化を遂げた動植物の生態系が広がる海洋島です。ザトウクジラやイルカに代表される海棲ほ乳類、アオウミガメ、サンゴ礁や熱帯魚などの生物が多彩な海中景観が楽しめます。
富士山を北端として富士火山帯に属する各種火山地形や温泉、変化に富む海岸線や島嶼からなる火山国日本を代表する国立公園であり、日本で来訪者が最も多い国立公園です。
日本で氷河が存在した痕跡のある最も南の場所。高山帯には2万年前頃に造られた氷河地形・周氷河地形が現。また高山帯で生きているライチョウ、キタダケソウ、チョウノスケソウや高山蝶などの動植物も見られます。
日本百名山にも数えられる名峰谷川岳、活火山である浅間山や草津白根山、湖沼や湿原、多くの温泉があり、様々な形で自然の魅力を楽しめます。
火山性連峰やカルデラ、非火山性の孤峰、連峰など様々な山から成り立ち、山岳信仰が盛ん。登山、自然探勝、スキーなど、四季を通じて楽しめます。
昭和9(1934)年に誕生した、最初の国立公園の一つ。白馬岳などを有する後立山連峰、剱岳・立山などを有する立山連峰、槍ヶ岳などを有する穂高連峰、最南部にそびえる乗鞍岳など標高3,000m級の山々で構成。
ユネスコ「人間と生物圏(MAB)計画」に基づく生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)に指定。最高峰の御前峰(2,702m)、大汝峰(2,684m)、剣ヶ峰(2,677m)の3峰と周囲の山々250種もの高山植物。原生的な自然環境が見られる。
2つのエリア勢神宮と背後に広がる自然豊かな森林環境を中心とした内陸のエリア複雑な地形・地質及び小さな入り江と岬が無数に点在するリアス海岸に代表される海沿いのエリア民有地の割合が非常に高い。
一部地域が「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界文化遺産に、北部の一部地域が生態系の保全と持続可能な利用活用の調和を目的としたユネスコエコパークに登録され、さらに、和歌山県の南紀熊野地域が日本ジオパークに認定。
「地質の公園」、「岩石美の公園」とも呼ばれ海域と一体となった変化に富む海岸景観が特色「山陰海岸ジオパーク」の世界ジオパークネットワークへの加盟が認定された。
昭和9(1934)年に雲仙、霧島とともに日本で最初に国立公園に指定。大小数々の島で構成された内海の多島海景観が特徴。1府10県にまたがる国立公園国内で最も広い国立公園です。
昭和9(1934)年に雲仙、霧島とともに日本で最初に国立公園に指定。大小数々の島で構成された内海の多島海景観が特徴。1府10県にまたがる国立公園国内で最も広い国立公園です。
三徳山一帯、島根半島の海岸部分、三瓶山一帯、隠岐諸島の4つの地域から成る変化に富んだ景観が魅力。「国引き神話」の舞台にもなっています。
海岸段丘が発達した断崖絶壁、黒潮の恩恵を受けた亜熱帯性の海洋生物、サンゴの群集。内陸部では、コウヤマキやスギ、ヒノキなどをの自然林が残され、暖温帯から冷温帯まで植生の垂直分布を見ることができます。
昭和9(1934)年に雲仙、霧島とともに日本で最初に国立公園に指定。大小数々の島で構成された内海の多島海景観が特徴。1府10県にまたがる国立公園国内で最も広い国立公園です。
外洋性多島海景観を特色とし、様々な火山地形や、キリシタン信仰に関わる文化や教会、捕鯨文化、佐世保鎮守府関連の軍事遺跡などが見られる。
昭和9(1934)年に我が国最初の国立公園の一つ。湯けむり漂う雲仙岳(温泉岳)の火山景観と、島々が連なる天草の海洋景観が織り成す、水陸の大展望が圧巻。
大カルデラにそびえる阿蘇山やその北に連なるくじゅう連山。それらの火山群による活発な硫気現象がみられ、その周囲に広がる雄大でなだらかな草原からなる。
我が国最初の国立公園の一つ。大きく北部と南部に区分され、それぞれ霧島地域、錦江湾地域として、特徴的な景観となっている。えびの高原、霧島温泉郷、高千穂河原、霧島神宮などの観光地があります。
州最高峰の山々が聳える急峻な地形、樹齢千年を超えるスギなどの巨樹・巨木の天然林が広がる特異な自然景観。口永良部島は現在も火山活動が続く薩南諸島最大の火山島です。
奄美群島の中で一番大きな奄美大島。国内最大規模の亜熱帯照葉樹林が広がり、世界的北限に位置するサンゴ礁、マングローブや干潟等多様な自然環境を有する地域です。
国内最大級の亜熱帯照葉樹林、琉球列島の形成過程で形成された島々、ヤンバルクイナなど多種多様な固有動植物及び希少動植物が生息・生育し、石灰岩の海食崖やカルスト地形、マングローブ林など多様な自然環境が見所。
大小30余りの島々と数多くの岩礁からなる島しょ群。多様なサンゴが高密度に生息するサンゴ礁、ザトウクジラの繁殖海域、多島海景観、白い砂浜、海食崖、海と陸が連続した多様な景観。
わが国最南端の国立公園。原生状態に近い亜熱帯性常緑広葉樹林やわが国最大規模のマングローブ林、サンゴ礁 イリオモテヤマネコやサキシマカナヘビなどに代表される希少な八重山固有の動植物が見られる。
狭い国土に大勢の人が住み、昔から土地をさまざまな目的で管理・利用してきた日本では、アメリカやオーストラリアなどのように国立公園の土地すべてを公園専用とすることが難しいです。そのため、日本の国立公園は、土地の所有に関わらず指定を行う「地域制自然公園制度」を採用しており、国立公園内にも多くの私有地が含まれています。国立公園内に住んでいる人も多く、農林業などの産業も行われていることから、国立公園の管理は、人々の暮らしや産業などとの調整をしながら進められています。保護の面でも利用の面でも多くの利害関係者がいることから、多様な主体の連携による「協働型管理運営」が重要となっています。
写真提供:環境省
写真提供:環境省
国立公園は、自然についての知識を深めたり、健康増進やレクリエーションのために自然とふれあうところでもあります。登山、ハイキング、スキー、キャンプ、カヌー、シュノーケリング、バードウォッチング、自然観察など自然とのふれあい方も多様です。こうしたアクティビティを多くの人に楽しんでもらえるよう、ビジターセンターや歩道、案内板等の施設の整備をはじめ、自然観察会なども開催しています。
写真提供:環境省
写真提供:環境省