ESTA(アメリカ合衆国 電子渡航認証システム)について
ESTAは、ビザ免除プログラム(VWP)を利用して渡米する旅行者の適格性を判断する電子渡航認証システムです。米国国土安全保障省(DHS)により、2009年1月12日以降に無査証で入国する渡航者はESTAを取得することが義務付けられています。
ただし、以下の条件に該当する渡航者は、ビザ免除プログラム(VWP)を利用して渡米することは出来ません。
・ビザ免除プログラム参加国の国籍の方で、2011年3月1日以降にイラン、イラク、北朝鮮、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメンに渡航また滞在したことがある方(ビザ免除プログラム参加国の軍または正規政府職員として公務を遂行するためにこれらの国に渡航した場合は特例あり)
・ビザ免除プログラム参加国の国籍と、キューバ、イラン、イラク、北朝鮮、スーダン、またはシリアのいずれかの国籍を有する二重国籍者の方
・ビザ免除プログラム参加国の国籍の方で、2021年1月12日以降にキューバに渡航または滞在したことがある方
ESTAの登録については、お客様ご自身でESTAウェブサイトにアクセスし申請手続きを行ってください。
詳しくは下記をご覧ください。
>> ESTAウェブサイト(登録画面)※リンク先ページ右上部のプルダウンで日本語を選択
>> ESTA申請について(在日米国大使館と領事館のホームページ)
| 日本旅行では、アメリカ合衆国へのご旅行申込のお客様のESTA事前申請代行を承ります(渡航手続料金を申し受けます)。詳しくはお申込店舗にお問合せください。 |
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ESTAに関するQ&A
- だれが対象となるか
2009年1月12日以降、ビザ免除プログラムによりビザなしでアメリカ合衆国(グアム・サイパンは除く)に入国する渡航者は、飛行機または船舶で渡米する前に認証を取得することが義務付けられています。
子供、幼児もすべて申請が必要となります。
- アメリカ合衆国ビザ免除プログラムとは
ビザ免除プログラムは、日本などの参加国国民がビザを取得せずに渡米できる制度です。90日以下の商用または観光目的の滞在が条件となります。
※詳しくは在日米国大使館のホームページでご確認ください
。
- 具体的に何をすればよいか
航空券の予約時にESTAを申請するか、少なくとも渡米日の72時間以上前、お客様ご自身でESTAウェブサイトhttps://esta.cbp.dhs.gov/にアクセスし申請登録を行っていただく必要があります。案内画面は日本語で表示されますが、入力はすべて英語(アルファベット)で行っていただきます。
- 認証を拒否されることはあるのか?その場合はどうすればよいのか?
・ 認証を拒否される場合もあり、この場合はビザを取得する必要があります。ビザの取得には相当の時間を要します。旅行の計画が決定しましたら速やかに登録を行ってください。
・ 査証取得が間にあわない等の理由による旅行申込の取消等については、所定の取消料をいただきます。
- ESTAの認証取得にお金がかかるのか?
・ お客様ご自身で手続きされる場合、お1人様あたり40米ドル(2025年9月30日(米国時間)承認分以降/9月29日以前はお1人様21米ドル)※大人・子供・幼児同額の登録料金が必要となります。
- 他に注意すべきことは?
・ お客様ご自身でESTA登録を行う場合、ESTA申請番号・有効期限のページを印刷し携帯されることをおすすめします。
・ESTAが渡航認証許可の場合、ビザ免除プログラムでの渡航の資格があることを証明されますが、これは米国への入国を保証するものではありません。入国許可の最終決定は入国地での税関国境警備局審査官が行います。
・ ESTA認証取得のモレ、遅れによる旅行申込の取消等については、所定の取消手数料をいただきます。