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[スペイン世界遺産:コルドバ歴史地区]絶景、荘厳、栄華…ヨーロッパおすすめの世界遺産をご紹介!

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テーマで巡る 世界遺産 ヨーロッパ

テーマで巡る 世界遺産 ヨーロッパ

【※世界遺産指定都市】コルドバ歴史地区(スペイン)

コルドバは、華やかさというよりいぶし銀のような風格を秘めた町で、千年程前ここに一大文化が栄え、ヨーロッパ随一の大都会を形成していたとは想像し難いかもしれません。コルドバが花開いたのはローマの植民地「ベティカ」の時代で、後の10世紀イスラム教カリフ王国の時代に最盛期を迎えます。当時のコルドバの人口は100万近くに達したとも言われ、現存する大回教徒寺院をはじめ市内には300ものイスラム寺院がありました。また学問の町でもあり、医学・天文学・哲学・文学等など諸学問の中心地であり、古今東西の文献はここで翻訳されヨーロッパ全土へと流布されてゆきました。すぐれた学者を輩出し、国外からの留学生も多数受け入れていたとされています。 現在のコルドバ市の人口は2010年時点で32万8千人あまりであり、コルドバ県を南北にわけるような形で東から西へ流れるグアダルキビール川の中央に位置します。グアダルキビールとはアラブ語で「大いなる川」という意味で、この川に潤おされたコルドバの土地は、穀物、綿花、ぶどう、オリーブ等を主に産出しています。コルドバ市内は回教寺院(メスキータ)はもちろん、白壁に色々の花々がよく映える旧ユダヤ人街や中庭(パティオ)の美しさも必見です。初夏の頃、周囲のゆるやかな丘陵地帯に連なる「ひまわり」の畑は壮観です。
〈情報提供:スペイン政府観光局 https://www.spain.info/ja/



※多くの世界遺産を有するスペインの中でも、特に旧市街全体が世界遺産に指定され、その歴史と建造物の重要性が高く評価されているのがスペインの「世界遺産指定都市」です。現在、アビラ、カセレス、コルドバ、クエンカ、サラマンカ、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、セゴビア、トレド、アルカラ・デ・エナーレス、イビサ、サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ、メリダ、タラゴナの13都市が加盟しています。まさに、スペインの世界遺産の中の世界遺産とも言うべき存在として、そのお墨付きを受けた都市なのです。スペインを訪れたならば見逃すことのできない世界遺産です。


【世界遺産】コルドバ歴史地区の見どころ



(1)カラオラの塔
コルドバ旧市街の防衛施設として14世紀に建てられ、現在は博物館として使用されています。塔の上部からはコルドバ市を一望できます。
(2)ローマ橋
16のアーチで支えられた全長230mの橋の中央には、聖人ラファエルの石像が佇んでいます。長きに渡りコルドバの街を見守り続けてきた街の守護聖人です。
(3)プエンテ門
スペイン語で橋を意味する「プエンテ」。ローマ橋を渡るとすぐに見えてきます。その堂々たる門は、かつて街を囲んでいたアラブの城壁の一部でした。
(4)コルドバのメスキータ(外観)
メスキータとはイスラム教徒の礼拝所「モスク」を意味します。8〜11世紀にかけて建てられ、13世紀のレコンキスタの後はキリスト教の礼拝堂として使われてきました。
(5)コルドバのメスキータ(内観)
中に入れば美しい列柱とアーチを目にすることができます。支柱の多くはローマ寺院や西ゴート族の教会で使用されていたものを再利用したものです。
(6)コルドバのメスキータの中央祭壇
建物内部の中心部はキリスト教の大聖堂となっています。17世紀に造られた大理石の中央祭壇には厳粛な雰囲気が漂います。
(6)コルドバのメスキータの鐘塔
コルドバで最も高い建物で、54mの高さを誇る街のシンボル的存在です。モスクであった時代のミナレット(尖塔)を囲うように作られました。
(7)アルカーサル
美しい庭園で有名なアルカーサル。かつて王宮として使われ、長い年月の間に、異端裁判所や軍事監獄、ワイン蔵と様々に利用されてきた歴史を持ちます。
(9)パティオ(中庭)
鉢植えや花壇で美しく飾られたパティオ(中庭)。中でも、サン・バシリオ通り50番地の住宅にあるパティオはその美しさで有名です。
(10)セビーヤ門
コルドバ旧市街と新市街の間に立つセビーヤ門。現在その前にはコルドバ出身でイスラムの詩人であり学者でもあったイブン・ハザムの像が建ち、彼の活躍した旧市街を見つめています。
(11)ティベリアデス広場のマイモニデス像
マイモニデスはコルドバ出身のユダヤ教の哲学者であり、宗教指導者でした。コルドバは歴史に名を残す多くの知識人を輩出してきた土地でもあります。
(12)コルドバのシナゴーグ
アンダルシアで現存する唯一のシナゴーグ(ユダヤ教寺院)です。14世紀に建てられて以来、様々な用途に使われてきました。壁の上部に残る美しい透かし彫りが残りありし日の姿を彷彿とさせます。
(13)アルモドバル門
アルモドバル門周辺はかつてユダヤ人街でした。コルドバの旧市街の特徴を色濃く残し、小さな路地や広場、旧家や邸宅の数々の間をさまよえば、まるで中世にタイムスリップしたかのようです。
(14)花小路
花小路からは、花々で飾られた路地越しに大聖堂の鐘塔の姿を見ることが出来ます。コルドバで人気の撮影スポットです。
(15)暮れてゆくコルドバの街
日が傾き始めれば、昼間とはまた違った顔をコルドバは見せてくれます。グアダルキビール川に映るコルドバの街の明かりは息を呑む美しさです。
〈情報提供:スペイン政府観光局 https://www.spain.info/ja/

添乗員からのメッセージ

イスラム教の建築物とキリスト教の文化のベストミックス。世界に2つと無い建物です。イスラム教の建築物を後世になってキリスト教の教会に転用するという非常に珍しい事例なのではないでしょうか。イスラムの時代からキリスト教の時代になり、改築するとき、なるべくイスラムの部分を残して教会を作ったそうです。しかし、当時のスペイン王カルロスⅠ世は、「どこにでもある建物(キリスト教の教会の意)を造るために、素晴らしい建物を壊してしまった」と嘆いたそうです。

お客様の声

イスラム建築の不思議な雰囲気にのみこまれそうでした。あの雰囲気はここでしか味わえないなぁ。思ったよりも赤い色が鮮やかでとてもキレイでした。(30代・女性)

Data
国 名 :スペイン
分登録名(英文):Historic Centre of Cordoba
分 類 :文化遺産
登録年 : 1984年,1994年

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