日本の世界遺産－国立西洋美術館

1959年、東京・上野にて開館した国立西洋美術館は20世紀を代表する近代建築３大巨匠の一人ル・コルビュジエによって設計されました。館内には戦後フランス政府から寄贈返還された、実業家松方幸次郎の美術コレクションを核として中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画や彫刻が数多く展示されています。
国立西洋美術館は日本を含む7か国が共同推薦する7か国の「ル・コルビュジエの建築作品」の一つとして、2016年7月の世界遺産委員会にて世界文化遺産への登録が決定しました。日本国内では20件目の世界遺産であり、他国にまたがっての登録は国立西洋美術館が初めてとなります。
自由なファサード、自由な平面といった言葉で表されるル・コルビュジエ建築の特徴は、国立西洋美術館も例外ではなく建物の随所にみられます。らせん状のスロープや美術館入口部分を柱だけで構成するピロティに代表される様式は、20世紀の近代建築運動に大きな影響を与えました。

• 上野

施設情報

館　　名国立西洋美術館
所 在 地〒110-0007 東京都台東区上野公園7-7
開館時間9:30～17:30（冬期は～17:00）、金曜日は20:00
　　　　 ※入館は閉館の30 分前まで
休 館 日月曜日（休日の場合は翌火曜日）、年末年始
URLhttps://www.nmwa.go.jp/

東京からのアクセス

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名古屋からのアクセス

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